作者dupre (來下棋)
看板Nanami
標題[新聞] 最後の忠臣蔵」BD化で、桜庭ななみと杉田監督がトーク
時間Fri Jun 17 20:53:18 2011
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110617_454008.html
圖:
http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/454/008/html/whv01.jpg.html
http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/454/008/html/whv02.jpg.html
http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/454/008/html/whv03.jpg.html
【初回限定生産】最後の忠臣蔵 ブルーレイ&DVDセット豪華版(特典映像ディスク&解
説ブックレット付き)
6月15日にBlu-ray/DVDがワーナーから発売された映画「最後の忠臣蔵」。そのリリー
スを記念し、15日に東京・銀座でイベントが開催。可音を演じた桜庭ななみさんと、杉
田成道監督が登場した。
この作品は、「四十七人の刺客」などで知られる池宮彰一郎の小説を映画化したもの
で、「忠臣蔵」での討ち入りの後に続く物語。
討入りから16年間、名誉の死を許されなかった寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と瀬尾孫左衛
門(役所広司)は、それぞれの使命を果たすためだけに懸命に生きてきた。吉右衛門は赤
穂浪士の遺族を捜して全国を渡り歩き、ついに最後の1人にたどり着く。孫左衛門は武
士の身分までも捨て素性を隠し、可音(桜庭ななみ)と名付けた内蔵助の忘れ形見を密か
に育てあげる。
やがて凛とした気品を備えた美しい娘に成長した可音は、天下の豪商の嫡男に見初め
られる。可音を名家に嫁がせれば、孫左衛門の使命もまた、終わるのだ。
そんな中、かつては厚い友情で結ばれ、主君のために命を捧げようと誓い合った2人
が再会する。かたや命惜しさに逃げた裏切り者、かたや英雄になれなかった死に損ない
として……。
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登壇した桜庭さんは、「いよいよDVD、BDになったということで、より沢山の方に観
ていただけるんじゃないかなと思って楽しみにしておりました。」、杉田監督は「映画
が終わって、もう忘れた頃にDVDが出るということで。特典にはななみちゃんと格闘し
ていた何十日間が収録されているそうなので、それもあわせて1人でも多くの方に観て
もらえればと思います。」と挨拶。
6カ月ぶりに再会したという桜庭さんと杉田監督。桜庭さんの起用について監督は、
「キャスティングに関しては、この作品はほぼ100%思った通りになりました。中でも可
音役は作品の色合いの70%を決める重要な役なので、(キャスティングは)難航するだと
うなと思っていましたが、彼女の写真をみた瞬間に “この人にしましょ!”って感じ
でした」と振り返る。
それを聞いた桜庭さんは、「本当に光栄です。DVDの中で特典映像が入っているんで
すが、オーディション映像も入っていて、よくこの役をやらせていただいたなって感じ
でした。改めてみると、すごく恥ずかしいです。(自分で自分に)もっと頑張れよって、
思いました」と笑う。
「監督はクランクインの1カ月くらい前からずっとそばでリハーサルをやっててくだ
さって。とにかく“台詞にするな”ってアドバイスをいただいていたのですが、それが
とても難しくて……。監督からワンシーンワンシーン丁寧にご指導していただいてから
撮影に入り、役所さんや佐藤さんがいる現場で最終的に可音が作りあげられたのではな
いかなと思います。本当にいい経験をさせていただきましたし、ちょっとだけ成長でき
たかな、みたいな」と語り、照れ笑い。
これを受けて監督は「いえいえ、すごい成長ですよ! 途中で役所さんに『私なんかい
なくてもいいのね』というようなシーンがあるんですが、“え! こんなんなっちゃった
の!”ってびっくりしました。本物の可音にみえました。女は化けるっていいますけど
、本当ですね」と賞賛した。
役所広司さんや佐藤浩市さんなど、錚々たるキャスト陣との共演について桜庭さんは
、「役者として非常に多くのことを学べる環境でした。素敵なキャストの方ばかりで、
皆さん現場では非常に役に集中されていたので気付かなかったのですが、公開前のキャ
ンペーンとかをご一緒させていただいているときに、“冗談も言う人たちなんだな”っ
ていう風に思いました」と、楽しいエピソードも披露した。
最後に桜庭さんは、「この作品にはたくさんの思い入れがあって、その作品をたくさ
んの人に観ていただけたら嬉しいです。日本人の美しさとか人との関係を描いています
。その他には、監督と私の1カ月間の映像とか、初日舞台挨拶とかの恥ずかしい映像と
かもたくさん入ってますので、皆さんどうぞ楽しんでみてください。」と見所をアピー
ル。
監督は、「この映画には、役所さん佐藤さん桜庭さんいろんな人の想いがそれなりに
こもっています。しかも、日本映画のかつてあった歴史を体現するような80過ぎのスタ
ッフがみんな集まって、さらに想いをこめて創り上げました。震災がおきた今、日本人
の同胞意識が見直される時期なんじゃないかと思います。そういう意味で、“かつて日
本人はこうであった”という事と、自分が今その血をどう引き継いでいくのか、という
事を、考えていただけたらと思います。」と締めくくった。
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