作者CrystalDays (Endless World)
看板MISIA
標題[新聞] 20歳、西南学院大生だったMISIAの誓い「
時間Thu Dec 15 20:55:21 2022
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20歳、西南学院大生だったMISIAの誓い「何があっても歌い続ける」
福岡スタア倶楽部 1998(平成10)年7月9日 西日本新聞
97年春、福岡市で開かれたオーディションがきっかけでスカウトされ、上京。今年2
月のデビュー・シングル「つつみ込むように…」は60万枚のヒット、2枚目「陽のあた
る場所」も順調だ。アメリカの黒人音楽・リズム&ブルース(R&B)の歌姫は西南学院
大在籍のシンデレラガールだ。
─ミーシャって名前、ユニークですね。
ミーシャ:去年の10月、作曲家の方がデモテープに「ミーシャ用」って書いて持って
来てくれたんです。本名と近いこともあって、なんかいいなって。一応、つづりだけ「
MISIA」ってして、ASIA(アジア)の「SIA」ってのにかけたんです。
─アジアを意識してる?。
ミーシャ:R&Bという音楽で自分の感情を表していきたいんですけど、日本人として
日本語で歌っていきたいってのがあって…。英語ばかりで歌っているとき、感情移入が
難しくて、歌ってるだけの状態が嫌になったんです。
─R&Bとの出合いは?
ミーシャ:長崎県・対馬の厳原町の少年少女合唱団にいたころ。テレビでミュージカ
ルのCMがあってたんですよ。大衆讃美歌のゴスペルだったんですね。ハーモニーを聞い
てびっくり。何だこれはって。ずっと気になってて、その後、映画「天使にラブ・ソン
グを…」で、これなんだって気付いて、サントラ盤買ったんです。
─それがきっかけで福岡にやって来たんですね。
ミーシャ:ええ、歌を習いたくなって、中学3年の時に一人で福岡に来て、ボイススク
ールに行ったんですよ。サントラの中の曲を練習していたら、黒人の先生が気に入って
くださって、先生が辞められた後も個人レッスンについてたんです。
─R&Bのどこに引かれるんですか。
ミーシャ:すごくメロディーと感情を大切にしているように思えるんです。だから自
分の感情を表しやすいんですよ。でも、感情に沿って、一人一人が違うアドリブを歌っ
てるのには最初びっくりしましたね。
─ミーシャの感情って?
ミーシャ:それは曲を聞いてもらって想像していただければうれしいなって(笑)。
ただ、自分で曲や詩を作る時には背伸びした曲にならないように、浮かんだ言葉をパッ
と書いたりしてます。
─スカウトされておよそ1年。デビューして、CDがヒットして、驚いているのでは?
ミーシャ:徐々にやっていけたらと思ってたんで、びっくりしますね。でも、音楽に
関しては運が強い方だと思います。だから、何があっても歌い続ける、音楽に対する強
い気持ちを持ち続けていられたらいいなって思います。
─7月7日が誕生日。20歳になったばかりですね。
ミーシャ:私は1年間かけて7月6日に19歳になったと思うんです。だから、いい20歳に
なれるように一年間、頑張ろうって思ってます。
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