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標題[情報] 芥川賞に磯崎憲一郎さん、直木賞に北村薫さん
時間Wed Jul 15 23:47:25 2009
第141回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日夜、東京・築地の
新喜楽で開かれ、芥川賞に大手商社、三井物産勤務の磯崎憲一郎さん(44)の「終 (
つい) の住処 (すみか)」(新潮6月号)、直木賞は山本周五郎賞選考委員を務めるベ
テラン作家、北村薫さん(59)の「鷺 (さぎ) と雪」(文芸春秋刊)に決まった。副
賞は各100万円。授賞式は8月21日午後6時、東京・丸の内の東京会館で。
磯崎さんは1965年、千葉県我孫子市生まれ。早大商学部卒の現役商社マン。芥川賞
は昨年夏に続き、2度目の候補だった。
受賞作は、製薬会社に勤める50代の男と妻との二十数年に及ぶ結婚生活の歴史を描い
た作品。選考委員の山田詠美さんは「主人公の過去をブロックのように積み重ねるなど
知的に構築されている。小説としてしかあり得ない言葉を考え、文学への確信が伝わっ
てきた」と評価した。
直木賞の北村さんは埼玉県生まれ。高校教師の傍ら、ミステリーの評論、編集に携わり
89年、「空飛ぶ馬」で作家デビュー。91年「夜の蝉」で日本推理作家協会賞、20
06年「ニッポン硬貨の謎」で本格ミステリ大賞。96年以来、6度目の候補で直木賞
を射止めた。
受賞作は、上流階級のお嬢様とハイカラな女性運転手の周りに巻き起こる事件と不気味
な騒乱の予感を、昭和前期のモダンな世相を背景に描き出す作品集。選考委員の浅田次
郎さんは「難しい時代を勇気をもって描き、人物も生き生きしている。余分な表現のな
い短い文章で読者の想像力を喚起させるうまさを感じた」と評価した。
(2009年7月15日20時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090715-OYT1T00809.htm?from=main2
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