作者yangsuper (~靜~)
看板higurashi
標題Re: [討論] 關於魅音詩音真實身分的解答(捏很大)
時間Wed Oct 4 16:21:34 2006
我就是那個Yang60430
我想如果有能翻譯
這一大段
一定能夠更清楚
古手家頭首は自らの毒牙にて返り討ちに遭い、鬼ヶ淵村御三家頭首の最後の一人にこ
れ以上なく相応しい死に方を迎えた。
そう、私は成した。至ったのだ。
悟史くんを祟りに取り込んだ連中を、首魁を、黒幕を! 全て葬った。全て、全て!
!
悟史くんはあんなにも無力だった。運命に抗う何の力も持たなかった。
そんなか弱い悟史くんを、呪われた北条家の一員だからと烙印し、死の渦に放り込ん
だ奴ら、そしてその渦に飲み込まれていくのを嘲笑っていた奴ら!!
許せない許せない許せない…!!!
北条家だから祟り殺されても当然、死んでも当然、当り前。
オヤシロさまの祟りという名の下に、いつどんな殺され方をしようと構わない!!
そんな世界を構築した奴らの全てを許さないッ!!!
どうやれば悟史くんを救えたんだろう?
私には救えなかった。
園崎詩音にはあれ以上の助けは差し伸べられなかった…!!
私が詩音でなくて魅音だったなら!!
私がちゃんと今日でも魅音であったなら!!!
私なら救えた、私が魅音なら悟史くんを救ってあげられた!!
そうだ、あいつが!! 詩音がッ!! 鯛のお刺身を食べてみたいってわがままを言
い出したのが悪いんだ!! 私が食べさせてもらえることになっていた!! でも詩音
があんまりにもずるいずるいと泣いて喚くから…、私がちょっとした姉気分で、姉気分
で、妹のわがままに応えてあげようと思って!!! 一夜だけ替わってあげたはずなの
にッ!!! いっつも魅音ばかりいい目を見てて…詩音が可哀想だからって思って!
それだけのことだったのに!!! 私がいい姉だったから、妹のわがままを聞いてあげ
ただけなのにッ!!
夜が明けた時。
世界が真っ逆さまになり、そしてそのまま今日まで、ひっくり返ったままになった。
もう私たちは同じ双子じゃない。
鬼が入った方が魅音で、入っていない方が詩音。何それ……?!
待ってよ待ってよ…お母さん聞いてお母さん聞いて!! 私が魅音なの、私が魅音な
のッ!!!
お母さんは私たちが見分けられるよね?! ならほら、私が魅音だって分かるでしょ
?! だからみんなに私が魅音だって言って…!! 私が魅音なの、私が魅音なの!!
私を詩音と呼ばないで!! 私が魅音なの、私が魅音なのおおぉおぉ!!!
「その時、私ははっきり悟ったよ。…あんたは知っていたんだ。あの夜、親類たちが集
まって何をするのか、ただの宴会じゃないって知っていたんだ。」
「し、知らない知らない!! 本当に知らなかったの!!」
「あぁッ?! んなわけないでしょ!! あんた、あの日だけ嫌にしつこく絡んできた
じゃない!!! 鯛の刺身なんて食べたことない、食べてみたい、いつも魅音ばかりず
るい、私にもって!! 普段なら大人しく納得するくせにあの日だけ執拗に!!!」
「知らないの、本当に知らなかったの!! あんな恐ろしいことになるなんて…思って
たら絶対に言わなかった…!!」
「はッどうだかぁ?!
あんたはいつも妬んでたじゃない、魅音ばかりいい目にあってずるいって!!
だから私が気を利かせてたまに入れ替わってあげてたんじゃない!!
あんたはそれに満足していなかった、より一層妬んでいったんだ。
そしてあの夜の意味を自分だけ知り、私から奪ったんだ、
魅音を奪ったんだ!!!
魅音を返せッ!!
私が魅音なんだ、
私が園崎魅音!!
お前は詩音なんだよ詩音!!
魅音を騙るな偽者がああぁ!!!」
吠え猛りながら、岩牢の鉄格子を何度も何度も蹴る!!
その度に鉄格子が立てる暴力的な金属音さえも、私の咆哮に比べたら子犬が怯えて鳴
いているようなもの。
そうだ私は本当に下らないことに囚われていた。
私に鬼が入っていないから詩音なんじゃない、そんなのは他人が姉妹を見分けるたけ
につけた記号でしかないんだ。
鬼なんかなくたって、私は魅音だ、私は魅音でいいんだ、私は園崎魅音なんだ…ッ!
!!
私は髪をがばっとまとめると、ポケットから、魅音の髪形の時に使う黄色いゴムバン
ドで髪を纏め上げる。
うなじに髪がかかる感触がなくなり、…うなじだけでなく、頭の中の思考さえもすっ
きりした気がした。
鉄格子を挟んで、…二人の魅音が顔を合わせる。
それは私たち姉妹のルールでは、絶対にあってはいけないことだった。
そう、魅音と詩音はひとりずつ!
二人が同時に存在しているなんてこと、絶対にあってはならない!
「髪を解け詩音ッ!!! 魅音は私だ、魅音はここにいる! お前が魅音じゃない!!
だから騙るな二度と私を騙るな、聞いているのか詩音ッ!! 聞こえているのか、聞
こえているなら返事をしろ、私に返事を届かせろ、詩音んんんんんんんんッ!!!」
その日。私は本当の自分を取り戻し、詩音は自分が詩音であったことを認めた。
「はあぁあぁぁぁ…魅音であることがこんなにも素晴らしいなんて! すごいよ体全体
が言うことを聞く、頭の回転が優れた気がする、そうだよ魅音は万能なんだ、味噌っか
すの詩音とは違う。落ちこぼれのくせに下手な魅音のふりなんかしやがって、それが私
にとってどれだけむず痒かったことかッ! わかるでしょあんたになら!! 詩音?!
」
「……………はい、…お姉…。」
詩音が、私を姉と認める言葉を口にする。
そう、私は魅音だ!!! をあああぁああぁああおああ!!!
体の奥底の、本当の園崎魅音の底に眠る鬼が、ようやく目を覚ますことを許される。
鬼は解放の歓喜に喜び震え、全身をびりびりと震わせながら咆哮した。
「詩音、あんたには罪がある。あんたは今まで魅音だった。園崎家の鬼を継ぐ魅音とい
う強い立場がありながら、悟史くんを救わなかった救おうとしなかった! 悟史くんを
救うための百億の瞬間があったはずなのに、あんたはその全てを見殺しにすることを選
んだんだ。
私は許さない、お前を許さない、お前が私だったら悟史くんを救えていたのに!!
お前が私を奪い悟史くんを殺したことを、私は絶対に許さない!!!」
私の目から噴き出す憎悪の炎に、詩音は怯え、鉄格子の向こうでガタガタと震えてい
た…。
「私はお前を殺すだろう、絶対に殺す、悟史くんの無念に見合う殺し方をしてやる!!
! お前を一番残酷に殺す方法が何なのか、今日から毎日考えて過してやる!! 詩音
は私がそれを思いつくまでのわずかな日々を、いつ殺されるのか、どう殺されるのかに
怯えながら過すがいい!!! 簡単には殺さない、惨たらしく殺す!!! 殺した後は
悟史くんと同じ井戸に放り投げてやる。そして悟史くんにあの世で謝って来い!!!
それが私を騙り続けてきたことへの報いだ!! 報い報い!! お前の罪!! あああ
あああぁああぁああぁああッ!!!」
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 61.228.52.20
1F:→ comsboy:所以皆殺一定擺在所有篇發生後囉,因為是大家都想起來了? 10/05 22:12