作者Eriol (一入江湖岁月催)
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标题[剧情] '2003 神楽マキ--背景故事
时间Sun Aug 12 02:57:22 2012
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荒れ狂う稲光。乾いた大地。炎のさだめ。そして、大いなるオロチ。だが、神楽ちづる
の悪梦に出てくるのは、いつも「吹き荒ぶ风」であった。
狂乱雷光。乾涸大地。炎之命运。还有更强大的大蛇。不过,出现在神乐千鹤恶梦中的,
一直都是「巨岚狂风」。
吹き荒ぶ风のゲーニッツ。数年前に死亡した、オロチ四天王の一人。あるときは残忍な
表情を浮かべつつ、ある梦では全くの无表情に、またある梦では慈爱深い宗教者の微笑
みをたたえつつ、そして次には必ず、そのゲーニッツに无惨に杀される姉の姿が浮かび
上がる。姉の骸の前で无力に震えている自分の姿である。いつも同じ。いつまでたって
も同じ‧‧‧。
巨岚狂风肯尼兹。数年前死亡的大蛇四天王之一。有时候在梦中会浮现一些表情、有时候
全无表情,有时候又是一脸慈爱的宗教家式微笑,而紧接着的情景一定是,肯尼兹残杀姐
姐的样子。而自己只能在姐姐的遗骸前无力地颤抖。一直以来都是如此,无论何时都是一
样‧‧‧。
梦の终わりはいつもこうだ。姉の体は吹き荒ぶ风によって切り刻まれ、引き裂かれ、无
数の小片に変わり果てた上、ちづるの足元に散らばっている。ちづるはマキを助けたく
て‧‧‧姉を助けたくて、悬命にそれらを集めるのだが、拾っても拾っても、マキの体
の一部であったものは、指や腕の间からこぼれ落ち、すり抜け、うまく集めることがで
きない。
梦总是如此收尾。姐姐的身体不只被狂风切割,甚至还散落在千鹤的脚边。千鹤想要帮助
万龟‧‧‧想要帮助姐姐,拚命地收拾那些碎片,但无论怎麽捡,万龟的一部份总是从手
指和手腕间滑落,总是无法完全收集起来。
膝をつき、手をついているちづるの上に、浓い影がかぶさってきた。首筋に悪寒が走り
、ゲーニッツの声が闻こえる。
双手无力着地并跪倒在地的千鹤头上,有一个影子渐渐聚集。千鹤的後颈一阵恶寒,并且
听见了肯尼兹的声音。
「姉様、助けて‧‧‧」
「姐姐,救我‧‧‧」
目が覚めた。布団をはねのけて飞び起きるわけではない。むしろ逆だ。杀人者に怯えて
震えが止まらず、何もできずに姉に助けを求めている。覚悟もできないまま、すべてが
终わる‧‧‧その寸前で目が覚める。いつも同じだ。
惊醒。棉被不是被踢开的,甚至可以说是相反的。对於杀人者的害怕颤抖一直停不下来,
千鹤只能无助地求助姐姐。就这样无法觉悟,一切就结束了‧‧‧就在这种情况下就醒了
。每次都一样。
一度は断ち切ったと思ったが、やはり変えることはできないのだろうか。
千鹤曾经一度想打断这个状态,但始终还是一切都没有改变。
荒い息を整えながら、梦の内容を反刍してみる。
她一边调整慌乱的气息,一边反刍着梦的内容。
しかしそれが実际にあったことなのかどうか、どこまでが梦で、どこまでが记忆で、ど
こまでが実际にあったことなのか。境界はちづる本人にすら判别できなかった。一人生
き残った自分が自分を责める。自らの意识が作り出した幻影は、いったいどこからどこ
までなのだろうか。
不过这到底是不是现实呢?哪一部份是梦呢?哪一部份是记忆呢?哪一部份又是现实呢?
就连千鹤本人也无法判断。她只是在自责自己残活这件事。自己的意识创造出来的幻影,
到底范围有多大呢?
枕元に、マキが座っていた。膝に手を揃え、背筋を伸ばして正座している姿は凛として
美しかった。完成され过ぎた人形に、手を触れるのをためらうような気持ちを抱くこと
もあった。
千鹤枕着的地方,万龟就坐在哪里。她的手摆在膝上,背打直,正襟危坐地坐姿十分美丽
。就像个完成度过高的人偶,实在是不知道是不是该伸手去抚摸她。
昔からそうだった。双子ではあるが、いつも姉を頼っていた。人の上に立つのは姉の方
がふさわしかったのだ。
从以前开始就是这样。虽然是双胞胎,但千鹤一直都是依赖姐姐的。姐姐很适合处於被
依赖的上位。
「目が覚めたみたいね、ちづる」
「你醒了吗,千鹤」
「私、梦を见ていたみたい。长くて気味の悪い梦を」
「我好像作梦了。是个很长的恶梦」
「あなた、うなされていたのよ?」
「是梦魇吗?」
「姉様が杀されてしまう梦」
「是姐姐被杀的梦」
(死んでいない?)
(没死?)
「私はここにいるわ。‧‧‧ずっと前から」
「我就在这里啊。‧‧‧从很久以前就在了」
(そうだ、姉様は死んでなどいない)
(对了,姐姐没有死嘛)
「でも、梦を见たの」
「可是我还是作梦了嘛」
(生きているのだ)
(还活着)
意识が混浊する。どこまでが梦なのか。何が现実なのか。ただ、意思だけが次第に、强
く心を支配してゆく。
意识混淆了。哪一个部份是梦?哪个部份是事实?。还是只是依照自己的意识来决定,所
以心灵就渐渐被支配了。
护らなければならない。何があっても、どんな相手からも。
非守护不可。不管是什麽,不管对手是谁。
「‧‧‧姉様、いっしょに护ってくださいますか?」
「‧‧‧姐姐,可以和我一起守护吗?」
「もちろんよ。何と闘うの?」
「当然可以啊。要和谁战斗呢?」
「私たちの‧‧‧敌と」
「和‧‧‧我们的敌人」
* * * * * * * * * * * * *
「ようやく‧‧‧堕とせた、か」
「终於‧‧‧让她掉进来了吗」
暗く湿っぽい闭ざされた空间で、ひとりの女が额の汗をぬぐった。连日の仪式に疲労は
限界に达していた。目は落ち洼み、頬はげっそりとこけている。
在一个阴湿封闭的空间里,有一个女人正在擦拭额头上的汗。连日的仪式已经让她的疲劳
达到临界点。双眼凹陷,脸颊也显出颇为衰弱的样子。
(侮っていた‧‧‧さすがに「护りし者」と呼ばれるだけはある)
(之前太小看她了‧‧‧真不愧是被称作「守护者」的人)
数本の糸が女の指先から伸びていた。祭坛に盛大に焚かれた炎に反射して、暗い空间に
白く线を浮かび上がらせたが、それが见える者がいるのかどうか。ただ、その女にとっ
ては、确かに存在する切れることのない糸なのである。
女人的指尖伸出了几条线。在祭坛所燃烧的盛大火焰反射之下,黑暗的空间中浮现了几条
白线,不知到是否有人看得见。不过,对那个女人而言,确实是存在且切不断的线。
女は炎の前からよろよろと立ち上がり、差し出された水を立て続けに饮んだ。それで多
少一心地はついたが、体の芯に固体のような疲労感を拭うことはできない。
女人摇摇晃晃地站在火焰前,喝下旁人递来的水。如此一来多少感到轻松了点,但是体内
那种像固体一样的疲劳感还是挥之不去。
(无界様のおっしゃるとおりかも知れない‧‧‧これで八咫の姉妹が健在だったら、私
ではとても‧‧‧)
(也许就像无界大人说的一样‧‧‧要是八咫姐妹都还健在。只凭我也很难‧‧‧)
だが、事は既に成った。
不过,已经事成了。
自分の役目はここまでである。ちづるはこれから「自らの意思で」动いてくれるだろう
。自らの意思、すなわち我らの意思。神楽ちづるは、すでに手驹の一つなのだ。
自己的使命就到此为止了。千鹤此後会「按照自己的意识」行动吧。自己的意识,也就是
我们的意识。神乐千鹤,只是一颗棋子罢了。
「少し眠る。後は任せた」
「我睡一下。接下来交给你」
水を入れた器を返すと、女はふらつく足取りで自室へと向かった。焦ることはない。後
は待っていればいい‧‧‧
将盛水的容器交还後,女人摇摇晃晃地走向自己的房间。无须着急。接下来只要等待就好
了‧‧‧
* * * * * * * * * * * * *
二つに裂かれた自分の意志の片方で、ちづるは何かを必死に食い止めようとしていた。
自己裂为两片的意识,其中一片的千鹤正在拼死地阻止着什麽。
マキが目の前に居る。それを受け入れた自分が居る。拒んだ自分も居る。双子の姉妹と
しての感情は姉を受け入れ、神楽‧‧‧八咫家当主としての宿命は、それをかろうじて
拨ねつけた。
万龟就在眼前。想接受着个事实的自己也在。抗拒的自己也在。双胞胎姐妹的感情想接受
姐姐,身为神乐‧‧‧八咫家当家的宿命终於还是断然拒绝。
マキの姿は、消えた。
万龟的身影消失了。
「谁か、居る?」
「来人啊!」
かろうじて人を呼ぶと、ちづるはこめかみを押さえ、机にひじをついて头を支えた。激
しい头痛と悪寒に、头の位置さえ変えることができない。
好不容易叫了人,千鹤按着自己的颞骨,并以双手撑着头支在桌上。强烈的头痛和恶寒,
甚至连头的位置都移动不了。
「お呼びですか?お嬢様」
「您叫我吗?小姐」
「草薙 京と八神 庵を呼んでちょうだい」
「去请草薙京和八神庵来」
「‧‧‧それは、难しゅうございます」
「‧‧‧这可有点困难」
「神楽家当主としてのお愿い、いえ、正式な要请だと伝えなさい」
「这是神乐家当家的请托,不,你就发出正式的邀请吧」
若い主人のただならぬ口调に、呼ばれた者も気が付いた。
年轻主人不寻常的口气,说话的对象也注意到了。
「承知いたしました。すぐに手配いたします」
「我了解了。立刻着手准备」
廊下を静かに足音が远ざかる。邸内は広すぎる。やがて、耳鸣りがするほどの静寂が访
れた。
走廊的脚步声静静地离去。宅邸太宽敞了。会引起耳鸣的安静袭来。
(どこまで私が私でいられるか、それはわからないけれど)
(无论如何我还是我,虽然我也不明白哪一部份是我自己)
目を闭じ、意识を集中させる。させるほどに头痛は强まり、それは耐えがたい物理的な
冲撃と感じられるまでに高まってゆく。
阖上眼,意识愈是集中、头痛就愈强烈,有如要渐渐昇高到令人难耐的物理性冲击似的痛
觉。
(负けるわけにはいかない。「死んだ姉さま」のためにも)
(我不能输。就算是为了「死去的姐姐」)
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※ 发信站: 批踢踢实业坊(ptt.cc)
◆ From: 36.230.30.217
1F:→ Eriol:若有看不懂或奇怪的地方请提出...太久没翻不太顺...@@ 08/12 02:58
2F:推 karasless:是将旁人递过来的水喝掉~ 08/12 03:10
3F:推 karasless:後面我觉得是若是八咫姐妹都还健在,凭我根本没办法… 08/12 03:12
4F:推 karasless:判死地←拼死地 08/12 03:13
5F:推 karasless:甚至连改变头的位置都没办法 08/12 03:14
6F:推 karasless:越是想要集中意识,头痛变得更加强烈,感觉就像是令人难 08/12 03:20
7F:推 karasless:耐的物理性冲击一般益发高涨 08/12 03:23
8F:推 karasless:上面这句有点不顺,还要再整理一下, 08/12 03:24
9F:推 karasless:应不是物理性冲击,而是强烈到像是物理性冲击般 08/12 03:25
大概修了一下...
10F:推 k7ji91ab5m:看不太懂@@a 08/12 16:17
11F:→ k7ji91ab5m:文章中间那个人是千鹤? 08/12 16:17
是指喝水那个吗?那不是千鹤
※ 编辑: Eriol 来自: 36.230.30.217 (08/12 18:27)
12F:推 lenux:是用丝线操纵千鹤的牡丹? 08/12 20:30
13F:推 karasless:啊还有2003已不是缩写,所以前面的「'」不用加 08/12 22:12