夏の連ドラ　どれがお薦め？　記者座談会（下） 2008年7月23日 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yy/freetalk/20080723et04.htm 【読売新聞】 夏の連続ドラマをテーマにした記者座談会の後編です。 記者票では「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」がほぼ満票で、文句なしの１位に輝きました。 （汗）除き全員満票 　汗　うーん、「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」の満票は阻止した。ちょっと設定が緩い気もする からね。 　森　あの作品が緩かったら、ほとんどのドラマはユルユルじゃないですか！　今クー ルも漫画原作だらけで、作り手が安易に流されているとしか思えない。 童顔小池はまり役 　小　でも「シバトラ」は最初くだらないなあ、と思ったけど、面白かった。少年犯罪 という今日的なテーマにもきちんと向き合っているし。 　川　うん。主役の小池徹平の童顔キャラはピッタリで、出来はいいと思う。 　岡　いや、いかにも漫画原作。実写にすると白々しさも際立つ。ドラマらしく調理し てほしかった。 　堀　やはり漫画原作で、山田優と志田未来が姉妹役の「正義の味方」は、最後まで見 るのが苦痛だった。ストーリーは単調、ギャグも不発。 　森　「姉が、姉が……」と窮状をブログにつづる妹役の志田未来を見て思い出したの は、叶美香サマ。「叶姉妹プラス鬼嫁日記」というドラマだね。 小ネタ利き面白い 　睦　同じ日テレ・少女漫画原作でも「ヤスコとケンジ」は面白かったなあ。「焼肉定 食」「三日坊主」といった四字熟語（？）が書かれた内山君のＴシャツなど、随 所に小ネタが利いている。松岡昌宏がアドリブで放った「マジでケガする５秒前 」のセリフに、爆笑しちゃいました。 　汗　現代版「ガンコオヤジもの」として、十分面白い。松岡とがっぷり四つで組む妹 役の多部未華子も大変フレッシュで気持ちよい。広末涼子も悪くないけど、この 二人に比べると、もうひと踏ん張りかな。 　岡　やはり日テレの「学校じゃ教えられない！」は、漫画チックだけど、れっきとし たオリジナル作品。悩める高校生たちが、意外といい演技をしていた。 　川　先生役の深キョン（深田恭子）のとぼけた演技も笑える。コメディーが似合う女 優さんですね。 　堀　えっ！　くだらないにもほどがある。１０分で飽きたよ。深キョンのぶりっ子ぶ りも、くどい。 　森　君は日テレに何か恨みでもあるのか？　思春期男子の悶々（もんもん）とした感 じがうまく出てたけどな。ＴＢＳの名作「毎度おさわがせします」の「ピロリロ リン」という効果音をこのドラマでもぜひ使ってほしいね。 熱血教師キターッ 　睦　古いですよ。解説もしづらいし。もう一つの学園もの、織田裕二が教師役の「太 陽と海の教室」は、「キターーッ！！」って感じです。クールでスマートなこと がもてはやされる昨今、こういう熱いドラマもいいかな、と思いました。 　岡　「ごくせん」「ＲＯＯＫＩＥＳ」に続いて、熱血教師ブームの到来か。でも、夏 の湘南のおしゃれ感と熱血の両立は難しいかも。 永作が妖しい魅力 　小　大石静原作・脚本の「四つの嘘」は、永作博美が演じる魔性の女が、妖（あや） しい魅力を出してます。これからドロドロした展開が楽しめそう。 　堀　まぁ、女性が見たら「あるある」と思うのだろう。この座談会はむさ苦しい男し かいないから、その辺のニーズをくみ取れてないのかも。 　全員　オマエが言うな！ ◇ 　（堀）さんの毒舌家ぶりが目立ったところで座談会は終了。 異論・反論をお待ちしております！ --

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