アーチャー：「かわせ　キャスター！」 『えっ？』 『ぎゃぁああああ！！』 士郎：「ああっ　キャスターが野菜の山に埋もれた？」 セイバー：『何者だ！？』 オレ 『 我 だ！』 「な、何やってんですか　英雄王」 『うむ、よくぞ聞いた　騎士王よ！ 　コトミネのヤツに令呪を使われてな 　己の生活費を稼ぐように、命ぜられておるのだ』 　　　　　　　　　　 オレ　 『まあ　元より王である我は食って寝るだけの　　自 堕 落 』 セイバー：(しくしく...) 『ともかく　我が時給のためにすめやかに購入するがいい 　貴様ら下賎の者どもに　本物を味あわせてやる！』 (skip) アーチャー：「甘いな　あの野菜の一つ一つをよく見てみろ」 「あの野菜は　どれも各地の名産品クラス...普通のスーパー 　では手に入らないような代物だ」 「おそらくは、そのすべてが ほう ぐ きゅう 　　　　　　　　　　　　　　宝 具 級 」 『よくぞ見抜いたと　褒めてやろう 　王の財宝は剣だけではない　野菜であろうとなんであろうと 　真作はすべて我が内にある』 士郎：「くっ　なんて未熟　ヤツにばかり気をとられ本質を見落としていた！」 　　　「...アーチャー？」 ヤツの言葉は正しい　 野菜選びは主夫として、俺より数段上だ だというのに　ヤツの背中は 　　　　　　　　－－－ついて来れるか 士郎：「ついて来れるかじゃねえ」　　　ꄊ 「てめえのほうこそ　ついて来やがれ！！」 「いくぞ　英雄王 　野菜の貯蔵は十分か！！」 『は、思い上がったな！』 -- 　　　　　　　　－－－ついて来れるか 「いくぞ　英雄王 　野菜の貯蔵は十分か！！」 --

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