作者mstar (Wayne Su)
看板TSUKIHIME
標題Re: 月姬主要人物簡介 (有劇情)
時間Tue Aug 23 23:11:55 2005
※ 引述《terahira (tera)》之銘言:
: 別把她惹火了,不然展現實力的她可是沒人治得了
: http://kamakura.cool.ne.jp/chaccu/icon/icont04.png
: http://kamakura.cool.ne.jp/chaccu/icon/icont99.png
: 這兩張的アルク應該不是正貨
: 而是アルク惡夢具現化的吧?
為了證明我沒說錯,特地把遊戲的劇本與立圖解出來證明
(記錄檔掛了沒時間重頭玩,不然本來可以直接抓遊戲畫面)
有圖有真相
http://www.pixnet.net/displayimage.php?album=262052&pos=57
左邊出現四次:アルク路線兩次 (拒絕她之後的 Bad End、對決ロア)
シエル路線兩次 (與シエル對峙、追殺志貴兄
-- 還正好是在同一個分歧點,不同選項)
右邊僅在シエル路線出現一次,在故事開始沒多久,與シエル對峙時
但最能展現アルク抓狂時威力的,就是シエル路線第十二天「果てずの石」
(以下有劇情)
滿月夜,志貴兄離開シエル家,一個人跑到公園。
因為附身的ロア而感到痛苦時,アルク突然冒出來。 她已經看出ロア附身志貴了
經過一陣「扭打」,アルク把志貴壓制住,要求志貴聽從她的話
這時有選項: 1、アルクェイドに從う。
-> シエル Good End
2、アルクェイドには從わない。
選 2,拒絕聽她的話並趁機砍她一刀,但只讓アルク重傷且她馬上恢復:
こんな屈辱は味わったことがない。
こんな恥辱は身にうけたこともない。
───だから、愉しい。
志貴に、この身を焦がすほどの憤怒をぶつけ、叩きつける時が
どれほど気持ちよい事か想像もつかない
壊す。壊す。壊す。
少しずつ、一息に、この上なく優しく、痺れるぐらい残酷に、
あの命を犯しつくそう。
そう。
四肢を引き千切って肋骨をあばいて臓物をよじり出して、
助けをこう喉を踏み潰して眼を噛み砕いて頭蓋を切開して
脳髄をバター のように地面に塗りたくるその瞬間─────!
志貴兄當場呆住,シエル及時趕過來將他帶走逃到學校裏面
但力量已經恢復且抓狂的アルク追過來了。シエル要志貴別離開,而自己去對付他
志貴兄聽到激烈的打鬥聲而追過去
────それは、悪夢だ。
廊下にはシエルと、アルクェイドの姿がある。
事実としては、ただそれだけ。
それだけなのに、足が凍った。
この空気。
廊下にはまっとうな空気というものがない。
その全て。
その全てが、アルクェイドという吸血鬼の意思で塗り固められた、
生き物の胎内じみた息苦しさ。
その中で、シエルとアルクェイドの戦いは、
あっけないほど一方的に終わってしまっていた。
http://www.pixnet.net/displayimage.php?album=262052&pos=58
「────先、輩」
遠い。ここからすごく遠いところで、
シエルは、アルクェイドに殺されかけてる。
……シエルはほとんど死にかけていて、何も、
アルクェイド以外は見えていないようだった。
……アルクェイドの腕が、シエルの胸にのびる。
ずぶり、という音をたててシエルの心臓を抉り出そうとする。
それは、あんまりだ。
いくら死なないっていっても、そんな───
生きたまま心臓を引きずり出すなんて、あんまりだ。
「やめろ…………!」
アルクェイドが振り向く。
なにげない、虫でも見るかのような一瞥。
「─────あ」
それだけで、自分が生き物だという事さえ、忘れてしまった。
「なんだ、ちゃんといるじゃない。そこで待っていて。
すぐに、終わらせてあげるから」
言いながら、アルクェイドはシエルをいたぶる。
首の骨を折ったまま、もう一本の腕で何度も何度も体を引き裂く。
然後又是一陣對シエル的折磨...... >_<
於是看不下去的志貴兄決定跟 120% 力量的アルク拼了
見ろ。
血管が焼ききれるほどの負荷を脳に与えて、凝視しろ。
見ろ。見ろ。見ろ。
あの吸血鬼を、絶命させる『死』を視ろ───
「どうして────!」
狂いそうになる。
生命の死。植物の死。空間の死さえ視えている。
なのに、アルクェイドには死の要因がない。
……あれは、この自然界の上にいるだけで完璧な生命だと、
前に誰かが言っていた。
自然の延長である真祖は、
この世界という地盤からいくらでも活力を引き上げられる。
だから死なない。限界というものがない。
「あ────」
つまり。
それは、自然界の上だけの完全なのか。
───探せ。
あるはずだ。
あらゆるものの死、『点』が視えるのなら、必ずどこかにあるはずだ。
俺は間違っていた。
アルクェイドに死の要因はない。
それなら───その要因をなくしているものを、まず先に────
あった。
遠いか、だがこれ以上は許せない。
「アルクェイド────!」
ぴたり、とアルクェイドの手が止まる。
出現左邊這張立圖
http://www.pixnet.net/displayimage.php?album=262052&pos=57
「ついてこい。そこで、おまえを殺してやる」
言って、そのまま窓から校庭へと駆け出した。
───グラウンドの真ん中か。
遠い。間に合うか。
アルクェイドはタン、と軽い足取りで追ってくる。
速い。速いけど、今度ばかりは俺のほうが先をとる───
「はっ───」
グラウンドの真ん中にたどりつく。
アルクェイドは一直線に俺へと向かってくる。
その前に。
この足元にある一際巨大な『点』、
このあたり一帯の世界そのものの『死』を、ナイフで刺した。
ごん、というズレ。
これで、終わった。
この一帯。
アルクェイドに向けて放たれている活力とやらの供給源である自然を、
この一帯だけ『殺した』。
「────考えたわね、志貴!」
アルクェイドが走りこんでくる。
その体、いたる所に死が浮かび上がっている。
「よし─────!」
いける。
これならアイツを仕留められる────
そう、勝利を確信するより早く。
「ご─────ふ」
口から、血が逆流してきた。
「え……?」
……彼女の動きがあまりに速すぎたせいだろう。
ただ、信じられなくて、痛みも衝撃も、何も感じなかった。
ザン、という音が、今さらになって耳に響いた。
ドボドボと大量の液体がこぼれていく音。
見れば。
アルクェイドの爪は、俺がそれに気がつくより早く、
俺の胸を串刺しにしていた。
「───────あ」
意識が遠のく。
急激に、何もかもが喪われていく。
アルクェイドの腕は、俺の胸を穿って、そのまま体を貫通していた。
それは。
普通の人間なら、間違いなく即死の傷だ。
「は──────」
けど、まだ死なない。
今の俺ならあと少しぐらい生きていられる。
……足首から、真っ黒い死の影が侵食してくる。
「あ………………ぁ」
かまうものか。
口から逆流してくる血液を無理やり飲みこんで、
片手で、彼女の胸の『線』にナイフをつきたてた。
「くっ…………!」
アルクェイドの、声。
それももう、よくは聞こえない。
あたま。あたまが、とけてる。
アルクェイドに貫かれた胸の痛みによるものか。
それとも限界まで脳を酷使して、体より先に脳が焼き切れようとしているのか。
意識が遠のく。
けど、その前に────このナイフで、こいつの線を切断しないと。
「……消えろ、吸血鬼───!」
「ふざけないで、この程度でわたしは死なないんだから!」
アルクェイドの手が俺の頭を掴む。
そのまま握りつぶそうとするアルクェイドより早く、
ナイフを彼女の股下まで切り下げた。
「いいから消えろ……! ロアは俺が連れて行く、
おまえに手間なんかかけさせずに必ずあの世に連れて行ってやる!
だから、消えろ。俺はおまえと殺し合いなんかやりたくない……!」
「今さら何よ───わたしを拒んだのは貴方のほうじゃない!」
ぐ、とアルクェイドの腕に力がこもる。
めきり、と頭蓋に亀裂の走る音。
「ロアはここで殺してやる。
そうでもしなければ帰らないって言ったでしょう!?」
「こ───この、ばか女が───!」
ナイフが踊る。
ざん、という音をたてて、アルクェイドの腕を切断した。
ぼたりと地面に落ちる白い腕。
よろよろとアルクェイドは後退する。
それを見届けたとたん、俺は地面に崩れ落ちた。
どすん、と糸の切れた人形みたいに、地面に尻餅をつく。
「志、貴────」
……どこか、ためらうような、アルクェイドの声が聞こえた。
「────────」
声が、うまくでない。
ごぼっ、と。
喉を動かすと、その代わりに、赤い血が流れてくる。
「志────貴」
……薄れていく。
さっきまでアルクェイドに纏わりついていた殺気とか威圧とかが、
薄れていく。
彼女が傷を負ったからか、
それとも彼女がつけた俺の傷があまりに酷すぎたおかげか。
アルクェイドは、俺のよく知っている、以前の彼女に戻りつつある。
「────よかっ、た」
何がいいのかは、もうわからない。
ただ、やっぱり、俺は。
之後就是直通シエル True End 的劇情囉......
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Sincerely, 日本自助旅行紀錄
Wayne Su
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