作者fddk (扭曲的藍月)
看板ONE_OK_ROCK
標題[訪問] ONE OK ROCK TAKAさんインタビュー
時間Sun Nov 1 22:10:14 2015
11月 1, 2015
ONE OK ROCK TAKAさんインタビュー
http://torja.ca/interview/one-ok-rock-taka/
TORJA スペシャル・インタビュー
ONE OK ROCK ボーカル TAKAさん
(介紹略、重點式中文補充)
■ 今回3度目のトロントとなりますが、何か新たな発見はありましたか?
過去2回はあまり街をゆっくり見る時間もなかったのですが、
今回はホテルの周辺だけでも回る事が出来て楽しかったです。
ヤングストリートでメンバーと一緒に買い物をしました。
(這次比較有時間逛街、和團員在Yonge Street購物)
■ 今回のライブは新アルバムを引っ提げてのツアーですが、
前回のライブとはONE OK ROCKの中でも意味合いは違いますか?
以前までのライブは今まで自分たちが日本で活動してきた中での延長線上、
という意味合いが強かったですが、今回は新たにアメリカのレコード会社と
契約して英語バージョンのアルバムも作り、初めから世界を視野に入れていたので、
気持ち的にはまったく違います。前回はYouTube等を通して自分たちを
既に知っている人たちに向けてのライブ、今回は今まで自分たちを知らなかった
人たちに向けてのライブという意味合いも強く、
ある意味新人のような気持ちで挑んでいます。
(以往的live就是在日本活動之中的延長線上的感覺比較重,
這次和美國唱片公司簽約並出了英文專輯後,第一次把世界放進視野中,
心情上是完全不同的。之前是對於通過YouTube等知道我們的人們而live,
這次則是比較強調對於還不知道我們的人,
某種意義上是用新人一樣的心情去挑戰)
■ 今回のアルバム作成やライブツアーにあたって、昨年の北米ツアーや
Warped Tourの影響はありましたか?
Warped Tourは僕たちにとって大きなきっかけとなりました。
たくさんの海外のバンドと仲良くなれて、色々な国の観客の皆さんとも出会い、
その中でまた世界に向かって頑張っていこうと、
気持ちを新たにすることができました。
(Warped Tour對我們而言是很大的契機,熟識了很多國外的團、遇見各國的觀眾,
在那其中更想去面對世界努力,心情煥然一新)
■ 今回の新アルバムは今までよりさらに洋楽の要素が強くなったり、
「Paper Planes」のように海外のアーティストとフューチャリングしたりと、
新たな試みがたくさんありました。新たな挑戦をする中で、
何かバンドの中でも葛藤のようなものはありましたか?
僕も1人のリスナーとして、好きだったバンドの音が変わってしまったりすると
少なからずがっかりしたり、前の方が好きだったなと思ったりする瞬間も
当然あります。そういったファンの心理を僕自身も理解しているので、
僕たちが変わっていくことへの葛藤よりも、ファンの皆さんに対しての葛藤が
ありました。
(我也是一個聽眾,喜歡的樂團改變了多少會有點失望,
當然也有覺得比較喜歡之前的想法。歌迷的這種想法我也能理解,
比起關於我們內部對於改變的苦惱,對於各位歌迷比較有所煩惱)
ただ、バンドというのは生命体で自分たちももっともっと良くなりたい、
という気持ちの上、毎回アルバム毎に新たな事に挑戦していっていますし、
常に成長していきたいと思うので、そこは自分たちの気持ちを優先させています。
僕たち自身は変化もありきでONE OK ROCKだと思っていますが、
ファンのことを考えると本当に難しいところではありますよね。
(只是,樂團這種生命體自己想要越來越好的這種心情,
每次專輯都有挑戰新的事物,總是想要成長,這部分我們自己的心情是優先的,
我們自己覺得有著變化才是ONE OK ROCK,考慮到歌迷真的是件很很困難的事呢)
■ 今回のアルバムは全てアメリカでレコーディングされたとのことですが、海外の方
と一緒に仕事をしていく中で何か影響を受けましたか?
アメリカと日本と比較すると仕事に対するパッションの違いはあると思いました。
日本や韓国などアジア圏の国では寝ないで仕事し、なんでも完璧にしようとするのが
普通だったりしますが、アメリカは悪くいうとすごく雑で、良くいうと
すごくリラックスしながら仕事をこなしているなという印象です。
カナダはまだよくわからないですが、ノリ的にはゆっくりした方が
多いのではないかな?と感じています。そういったところがすごくいいところだな
と思っています。ここにいて自分たちも全く気が変にならないというか、
少しリラックスしたモチベーションで日々過ごしていくことが人間的にも
良いのではないかと思いますよね。
(覺得日本和美國對於事情的熱情不一樣,亞洲國普通給人拼命工作的印象、
美國說難聽就是很隨便,說好一點是放鬆完成工作的印象,加拿大就不太清楚,
感覺比較緩和?覺得這部分非常好。在這裡我們情緒完全沒變得奇怪,
不如說是更放鬆的動機在過日子所以對人來說應該是很好吧)
ライブパフォーマンス上でも、今までは全力で、死に物狂いで…って
感じだったのが、力を入れるところ、抜くところとメリハリを
つけてやることによって、自分たち自身をコントロールできるようになったかな
と思います。
(在live上的表演也是,雖然以往感覺都是全力拼了命那樣,
(現在)隨著加上用力的部分、放鬆的部分這種緩急,
覺得自己能控制自己那樣了)
■ この1年半を振り返ると海外ツアー、新アルバム作成、
そして再海外ツアーと実に目まぐるしい一年半だったのではないでしょうか?
何でも新しいことに挑戦するときは怖いですし、不安ですよね。
実際に何をやればいいかというのは分かっていても「何をすればいいのか」
という理解力がなければその分時間は過ぎていくだけですし。
例えば、今自分が白色で、今後赤色になりたいと思っている時、
どんな色を足していったら、赤色に近づけるかは、
みんな潜在的になんとなく分かっているはず。じゃぁ、
赤色に近づくために何をしたらいいのか、というのを1つずつ自分の中で
答えを出していき、徐々に赤色に近づいていく。その過程の中で、
躊躇したり理解力がなかったりするとその分、
スピード感が落ちていってしまいます。僕たちはバンド全体で、
そのスピード感が落ちていかないようにとても気をつけています。
一人がへばっていたら他のメンバーが先に進んで、引っ張っていく。
すごく大変ではありますが、望んでやっていることなので
体力が続く限りそうやって進化していきたいですね。
(挑戰什麼新事物的時候會怕、不安,就算實際知道該做什麼(目標)了
「該做什麼(項目)才好」沒有這種理解能力的話就只是浪費時間而已。
譬如說現在自己是白色的,想要變紅色的時候,加什麼顏色會接近紅色,
大家潛在的大約都知道,那為了接近紅色該做什麼,一個個自己找出答案、
慢慢接近紅色。在這過程之中猶豫或不能理解的時候速度感就慢了。
我們樂團全體都很注意那有沒有慢下來。一個人累了的話,
其他人先前進、拉著他前進,雖然很辛苦,但是希望想要去做的事,
只要還有體力去做就想要繼續進化呢)
■ 素晴らしいですね。そこまでこの短期間で有言実行できる、
その原動力は突き詰めると何でしょうか?
僕らでいうと、「これしかない」ですし、好きだから出来ているという感じです。
また仲間がいてくれるというのも大きいです。メンバーはもちろんスタッフや
マネージャーなどみんながいるから、進んでいけることに間違いないですし、
「いいチーム」でいることが出来ているのが僕らにとっての最大の武器です。
(說到我們「只有這個」,因為喜歡所以才能做到的感覺。
而又有同伴也是很重要的,當然有團員、工作人員、
經紀人大家在才能前進是不會錯的,做到「好的團隊」是對我們而言最大的武器)
■ チームの中ではそれぞれ役割は決まっているのですか?
いつも僕が大全速力で先陣を切って突っ走ります。
メンバーの中にはスピードダウンしようという人もいれば、
何も言わずについてきてくれる人もいたり、それぞれが違ったタイプで
うまくバランスが取れていると思います。僕が何も考えずに勢いだけで
突っ走ってしまうときは、マネージャーやギターのTORUが
抑えてくれたりしています。
(我總是全速全力先打頭陣,團員中有人想要減速、有人什麼都不說就跟上,
各種類型都有,覺得有好好的取得平衡,我什麼都不想的靠氣勢就衝的時候,
經紀人或吉他的TORU會來制止。)
■ バンドの5年10年後、イメージされるものはありますか?
僕は正直35歳までが勝負かなと思っています。
35歳までどれだけ自分たちが想定しているゴールを超えていけるか。
やっていることは半分アスリートのようなものなので、
体力的な限界も当然あるでしょうし、そういった意味で
自分たちのピークをうまく持っていきたいですね。
(我老實說覺得到35歲是輸贏,35歲之前有多接近自己想定的目的,
就像是運動選手一樣,當然體力是有極限的,就此意義上
想要好好的維持我們的巔峰)
■ ずばり、ONE OK ROCKにとってゴールとは何でしょうか?
僕らがやりたいことって今まで僕らに対して興味がなかった人たちに対して、
同じ距離からどれだけ影響を与えられるかって事かなと思っています。
なので、良い意味でライブに来るお客さんの層がこれから
どんどん変わっていけばいいと思っていますし、ライブに出向く土地ごとに
新たなお客さんが増えていくような、そんなバンドに将来なっていきたい
と思っています。
(我們想要做的就是對我們沒興趣的人能有多少影響,
就是希望live來的客人不停變化、去live的各地增加更多新客人,
將來想成為這樣的樂團)
■ 将来的にイメージするバンドになる為に今何が1番必要だと考えられていますか?
曲作りも大切ですし、あとはやっぱり「言語」ですかね。
色んな国を回ると日本では簡単に「想い」を伝えることが
できていたんだなぁと気付かされますね。言葉を超える自分たちの
パフォーマンスにプラスして「言語」を身につけられたら、
伝わり方も無限大になりますよね。そういった意味で、メンバー全体で
勉強できたらいいなと思います。まずは英語をちゃんと共有できる空間
というのを作っていかないといけないですね。
(曲子也很重要,但果然是「語言」呢。各國巡迴後才發現到在日本要傳達想法,
是簡單的。而語言加上超越文字的表演的話,傳達方式就是無限了呢。
這一層意義上,覺得全體團員都能學到就好了。
首先是要有能共有英文的空間才行啊)
■ 英語の発音が素晴らしいTAKAさんですが、発音のコツがあれば教えてください。
僕も喋れるようになったのは去年からですし、学生時代から
英語の勉強も全くしてこなかったので、
あまりアドバイスらしいことは言えないのですが…でも、
1つ言えるとしたら日本人って海外にいても少し閉鎖的なところがありますよね。
海外に住んで最初の3ヶ月間なんて耳も閉じて、
気持ちも遮断してしまったりして…そういった遮断している「気持ち」と「耳」、
そして体の穴という穴を全部全開にして
自分から溶け込んでいこうとする力がまずは大事だなと思います。
また、どの国に行っても日本人の発音する英語が認知されていないので
留学されている方には頑張って海外でアピールしていただきたいですね。
これがJapanese Englishだ!みたいな。Japanese Englishの認知度が上がれば、
それはそれでかっこいいカルチャーになると思います。
(我能開始說也是去年而已,學生時期根本沒在學習,
實在是給不了什麼建議,但覺得日本人多少有點封閉的地方,
要學好英文首先是放開自己的心情和耳朵,去融入覺得比較重要。
而日本人發音不管去哪國總是不被認知到,希望去留學的各位能在國外宣傳
Japanese English,覺得認知度上升的話也是很酷的文化)
■ 最後にTORJA読者の方たちへメッセージをお願いします。
僕らのように海を超えて、海外で音を鳴らすっていうのは今までの
日本の環境から考えるとすごく難しいことだったと思います。
今はそれができる世の中になってきているのが素晴らしいことですし、
これを機に僕らもカナダのもっといろんな場所に行きたいと思っています。
そして世界で活躍できる日本人がもっと増えていけばいいなと。
それができる世の中になっていると感じますし、
そういったスピリッツを持っていただけると嬉しいなと思います。
(像我們這樣越過海到海外演出在以往的日本環境想來是非常難的,
現在能這樣真的是非常棒的,藉此機會我們也想去加拿大各地。
然後能在世界活動的日本人更增加就好了、
覺得現在這社會是能做到的、能持有那種精神就覺得很開心)
(中文僅供參考XD)
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1F:推 akay08 : 謝謝翻譯,推推 11/01 22:19
2F:推 nonewane : 感謝翻譯,注意到改變的同時難以兼顧考慮歌迷感受真 11/02 18:30
3F:→ nonewane : 是太令人動容...... 11/02 18:30
※ 編輯: fddk (36.229.150.19), 11/02/2015 21:04:02
4F:推 caicing : 推 我想接下來的作品會蠻重要的 11/04 00:09
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