作者mlbnflnbanhl (Vic)
看板Nogizaka46
標題[Blog] 北川悠理 20190920
時間Sat Sep 21 15:00:32 2019
自販機の明かりの眩しさに目を泳がす、あの夏の夜。 北川悠理
自動販賣機的亮光炫目、視線因此飄忽不定、那個夏天的夜晚。北川悠理
原文網址
https://reurl.cc/5grOE7
「蝉の声が聞こえた気がした。
ーまだ夏は終わっていなかったんだ。」
「依稀聽得見蟬鳴
ー夏天尚未結束」
ラジオの音が聞こえる。
昭和の笑い声が耳元でした。
流れるコマーシャルと
それを黙らせるように鳴る騒音。
色褪せない歌謡曲に目を閉じる。
聽得見收音機的聲音。
昭和的笑聲傳到耳邊。
播放著的廣告
和、想讓其消失的雜音。
聽著雋永的歌謠、輕輕閉上雙眼。
シートベルトをした。
窓の外を覗く。
いつもと変わらない風景に目を閉じる。
タクシーを降りた。
繫上安全帶。
瞥看窗外。
一成不變的景色、輕輕閉上雙眼。
下了計程車。
走る。
タクシーで来た道を走る。
逆走する。
何かの群れを掻き分けながら、懸命に。
奔跑著。
沿著計程車行走的道路奔跑著。
逆行奔跑著。
揮開不知名的蟲群、拼命地。
計り知れない未来に胸が踊る。
心が震える。
北風が私を引き留めようとする。
そよ風が私の頬を撫でる。
冷たい。
あたたかい。
頭が、温まる。
混ざる。
軽くなっていく。
面對不可知未來、滿心在期待。
內心在雀躍。
北風想要挽留我的腳步。
側風輕撫著臉頰。
冰冷地。
溫暖地。
頭、溫暖起來。
相互交錯。
變得輕盈地。
駅に着いた。
電車には、乗らない。
もっと先まで走ってみる。
見たことのない景色が見たい。
何も考えずにただ走る。
世界が動きを止めたようだ。
息を、止めたようだった。
抵達車站。
不搭乘電車。
想要再往前奔跑。
想看未曾見過的景色。
不加思索、一味奔跑。
世界、宛若靜止。
呼吸、彷彿停止。
空が、見えた。
きれいなだいだい色の空だった。
泣きそうになった。
思い切り泣きたかった。
声に出して泣きたかった。
望見天空。
無比優美、橙染天際。
想哭。
想盡情地哭泣。
想大聲吶喊地哭泣。
けど、泣けない。
まだ自分が自分を抑えていたんだ。
不過、不能哭。
自己還在自我抑制。
携帯を掲げる。
写真が撮りたい。
誰に見せる予定はない。
カメラを起動する。
拿起手機。
想拍照片。
不是為了給誰看。
啟動相機。
画面が暗い。
点かない。
動かない。
畫面黑暗。
沒有作動。
沒有動作。
目をこする。
再起動してみる。
何も変わらない。
ずっと、暗い。
輕揉雙眼。
試著再啟動。
沒有一絲變化。
持續、黑暗。
黒の中に自分が映る。
自分の瞳に黒が反射する。
まぶしい。
不思議。
黑映射出自己。
瞳孔反射出黑。
如此耀眼。
不可思議。
無限の黒が美しい。
夢幻の空に包まれる。
無窮無盡的黑是如此美麗。
被夢幻的天空所包覆著。
怖くなって顔を上げる。
周りには誰もいなくなっていた。
不安になる。
感到恐懼抬起了頭。
周遭全無人蹤。
不安襲來。
自分にしか見えない景色を見ている気がする。
この景色は自分にしか見えていない気がする。
察覺看到只有自己看到的景色。
察覺此一景色只有自己看得見。
不意に孤独が胸を突いた。
空しさに苛まれる。
孤獨不經意侵入心中。
被空虛無情凌虐。
帰りたい。
帰りたくない。
想要歸去。
不想歸去。
切りとる。
一生懸命に風を掴む。
空を掴む。
拋開一切。
拼命地捕捉著風。
抓住天空。
その正体は、
自分にしか見えていない気がしてたんだ。
這一切、
察覺只有自己看得見。
どこまでがリアルかわからないこの世界。
どこまでを信じるのか。
不解未知的世界、哪邊是實際。
該相信到甚麼地步。
カメラは壊れていなかったのかもしれない。
相機或許根本沒有損壞。
https://i.imgur.com/iLRzSlu.png
現実と非現実の線引きが曖昧だからこそ、
この世界は輝き続けるのかもしれない。
正因現實與非現實分界曖昧不明、
這個世界或許得以持續光明。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
https://i.imgur.com/zFIlpwU.jpg
https://i.imgur.com/YJKo8xZ.jpg
前髪を分けてみましたー☺
試著頭髮分邊看看ー☺
https://i.imgur.com/3x71vPD.jpg
https://i.imgur.com/LtQzcaN.jpg
個握ありがとうございました!
楽しかったです~☺
本当にありがとうございます!!
謝謝參加個握!
非常的開心~☺
真的十分感謝!!
以上、
アメリカ生まれ
高校3年生の
北川悠理でした~◎
以上、
美國出生、高中三年級的
北川悠理~◎
まる。
圓。
とってもありがとうございました☺
非常謝謝大家☺
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秋天,讀書的秋天。
那個橙色的天空,十分美麗。
然後那個まる、就猜不透北川大師的用意了。
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 49.217.35.24 (臺灣)
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1F:推 yoyox0820407: 北川大師推09/21 15:16
2F:推 luboj: 果然是文學少女09/21 16:02
3F:推 ShadowMurder: 厲害了09/21 16:22
4F:推 fack3170: 推北川大師09/21 17:59
5F:推 kidd0: 可以準備出版散文集了09/21 18:16
6F:推 rion1225: 已經可以寫成歌了ww09/21 19:28
的確,翻譯時有浮起一絲絲旋律XD
※ 編輯: mlbnflnbanhl (49.217.35.24 臺灣), 09/21/2019 19:38:22
7F:推 divinespirit: 推 09/21 21:27
8F:推 a21096: 推文學少女 09/21 23:21
9F:推 h93243: 居然是文學少女!? 09/21 23:30
10F:→ h93243: 風兒有點喧囂阿 09/21 23:32
11F:推 oblrtippo: 文豪少女www いいな~ 09/22 02:34
12F:推 mlpsaa: 這個文筆,營運改天可以讓她自己朗讀看看嗎 09/22 15:22