作者dupre (來下棋)
看板Nanami
標題[新聞] 『ランウェイ☆ビート』ヒロインの桜庭ななみ、「迷ってな
時間Mon Apr 18 17:38:52 2011
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圖:
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『ランウェイ☆ビート』ヒロインの桜庭ななみ、「迷ってないで、自分革命で変わりま
しょう!」
胸キュン小説の女王・原田マハの人気小説を原作に、邦画史上初のファッションをテー
マとした青春ムービー『ランウェイ☆ビート』に、主人公に想いを寄せるヒロインの女
子高生・塚本芽衣(メイ)役で出演した人気女優の桜庭ななみが、本作は現状から一歩
前へと踏み出せない、悩める若者たちの背中をそっと後押しするような作品だとエール
を贈った。
本作は、監督に『NANA』の大谷健太郎、脚本に『ソラニン』の高橋泉、製作に
は『おくりびと』を放った間瀬泰宏が集った話題の一作で、天才的なデザインセンスを
誇る高校生・溝呂木美糸(ビート)が転校してきたことで、クラス全員が一丸となって
文化祭のファッションショーを成功させようとする青春ストーリー。
それまでまとまりに欠けていたクラスが、ファッションを通じて心を一にしていく過程
を疑似体験した桜庭は、「クラスメイトって、すごくいいなあって思いました。このク
ラス、いいですよね(笑)。皆で一致団結して協力し合う、これほど素敵な関係性はな
かなかないような気がしましたし、1つのものを作り上げていく時の、皆のやる気が感
じられて熱い青春でした(笑)」と感想を振り返った。撮影現場でもチームワークが発
揮されていたそうで、「1つの作品を完成させるために照明部、演出部、もちろん俳優
部もそうですが、力を合わせて1つの方向に向かってく姿は、映画作りとも似ているな
あと感じていました」と想いが一になっていた撮影当時を回想。
そんな桜庭演じるメイが淡い恋心を抱くのが、転校生のビート。演じる瀬戸康史は
、放映中のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の森蘭丸役で強烈な存在感を残す
など、若手注目株のイケメン俳優だ。桜庭は、「人見知りの方なんだなと思いました(
笑)。最初はお互いに緊張していて、全然話せなかったんですよ。でもワンシーンを撮
り終えてからは話すようになりました。なぜかというと最初の撮影が告白のシーンだっ
たから(笑)。初日に撮ったんですよ」と裏話を交えて共演の感想を振り返った。そう
いう重要なシーンの場合、どちらがリードするかなど事前の調整が必要そうなものだが
、「事前に話せなかったので、お互いに探っていた感じがします(笑)」とのことで、
なるほど確かにリアルな感情が息づいているシーンに! そして、同じ俳優としては、
「瀬戸君の現場の雰囲気の作り方が素敵だと思いました。この作品はチームワーク、お
互いの関係性が大切なポイントだったので、現場を盛り上げてくれて、そこから作品を
作り上げてくれたような気がします。性格、本当にビートっぽい熱い人でした」。実際
、瀬戸、桜庭以外の若手キャストの演技自体も熱く、青春映画の名に恥じない情熱に満
ちていた。キャスト間のコミュニケーションを図る意味では、桜庭だって瀬戸に負けて
はいなかった。「トランプが流行っていました。“大富豪”が流行っていましたね。革
命があるとかないとか(笑)。仲良くならないとこの作品は作れないと思ったので、わ
たしが現場に持って行ったんです。今思えばトランプがなくても仲良くなっていたんだ
ろうなあと思いますが、わたしからトランプを発信しました(笑)」とのこと。
革命と言えば、本作のキーワードは“自分革命”だ。“少しの勇気で自分は変わる
ことができる”というシンプルだけれどパワフルなメッセージが、観る者の心を射抜く
。桜庭自身も、“自分革命”と呼びたい経験を経ている。「中学生のころ、毎日部活を
して塾に通って、という生活でしたが、ある日突然スカウトされました。それまで今の
仕事を職業として考えたことがなかったのですが、でも今までにはなかったチャンスだ
ったので、やってみようかなという気持ちが生まれたんです」とデビュー前を振り返り
、「一歩踏み出してみて生活が変わりましたし、やって良かったなと思えるのは、自分
が少しでも成長を実感できる場所に入れたということです。当時中学校3年生、チャレ
ンジできた年でした。自分にとっての革命は、その時だったかもしれません(笑)」と
“自分革命”体験を教えてくれた桜庭。実際に体験している桜庭が演じているだけに、
“自分革命”のテーマに説得力が生まれている。桜庭はイマドキの10代に、こうメッセ
ージを寄せる。「わたしが演じたメイちゃんは、相手に想いを伝えられなくて控えめで
、ビートが転校してくるまでのメイの性格は、同性代の人たちの共感を集めると思うん
です。勇気がなくてチャレンジできなかったり、一歩踏み出せなかったり、そういうこ
とって誰にでもあると思うんですよ。だからこそ同世代の人たちに観てもらいたい」。
“自分革命”は、若者以外にだって当てはまる。人生はいつだって変えられるし、やり
直すことに期限などないという裏のメッセージも本作には含まれている。「本当にやり
たいことがあるならそれにチャレンジして向かってほしいと思いますし、一歩違う道へ
踏み込むことで別の世界が見えるということもあると思います。自分が変われるきっか
けになれる作品です。『ランウェイ☆ビート』で、“自分革命”を起こしてください!
」。
映画『ランウェイ☆ビート』は、2011年3月19日(土)より、全国公開中
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