作者dupre ( )
看板Nanami
標題[新聞] ブルーリボン生田斗真と桜庭ななみ新人賞
時間Sat Jan 29 14:13:51 2011
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圖:
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第53回ブルーリボン賞が25日、東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ7
紙の映画担当記者で構成)から発表された。新人賞には「人間失格」「ハナミズキ」な
どに出演した俳優生田斗真(26)が、現役のジャニーズ事務所所属タレントとして初
選出された。また「最後の忠臣蔵」「書道ガールズ!!」に出演した女優桜庭ななみ(
18)も同賞を受賞した。授賞式は2月15日、東京・銀座ブロッサム(中央会館)で
行われる。
96年の芸能界デビューから15年、ずっと夢見てきた映画の世界で、生田が栄冠を
勝ち取った。「とってもうれしいです。僕はずっと映画に興味があって、いつか自分も
あの大きなスクリーンでお芝居をしたいなと思ってきて、ようやく『人間失格』でかな
った」と言い、笑みを浮かべた。
映画初出演&主演作となった「人間失格」は、09年7月3日にクランクインした。
右も左も分からない中、東映京都撮影所で映画のプロたちからカメラ、照明の仕組み、
映画の歴史を学び、映画にかける志に胸打たれた。荒戸源次郎監督から「とにかく芝居
だけしてればいい」と言われ、カメラの前で演じるだけの生活をする中で表現者として
の原点…。芝居の勉強を始めた高校時代に立ち返った。
ジャニーズ事務所所属だが、CDデビューはしていない。一方で同世代の嵐の松本潤
、二宮和也、相葉雅紀、NEWSの山下智久は、CDデビューしてアイドルへの道を駆
け上っていた。「落ちこぼれじゃないけど、そういう感覚。CDデビューして同年代は
頑張っていますけど、僕はそういうグループに入れなかった。何か自分の生きる道や好
きなことを見つけなきゃいけなくて」。そう思っていた高校卒業間近に芝居に出会い、
「俳優として地位を確立している人は、あまり会社にいない。目指していこう」と誓っ
たという。
光GENJIから俳優に転じた佐藤アツヒロや、元男闘呼組の岡本健一ら先輩に相談
を持ちかけると「斗真、行っちゃえ」と背中を押され前に進めた。
受賞を荒戸監督に報告すると「一番いいヤツをもらったな!!」と褒められた。ただ
大きな勲章を得ても、信念はぶれない。「自分が一番その役を理解し、愛してあげるこ
と。いつ、どんな役でも対応できるいい素材でありたい」。自信と喜びで、瞳は輝いて
いた。
新人賞の桜庭は「こういう賞をいただけるとは全然考えていなかった」と感激した。
地元鹿児島の家族には、決定後すぐに電話とメールで報告して祝福された。中学を卒業
後にデビュー。今春に高校を卒業した後は、女優業を軸に芸能活動に専念する。「女優
は自分との闘い。役作りでどこまで追い込めるか…頑張れる場所」と決意は固い。ただ
「大人の女性になれますか?」と聞かれると、「なれるかな? 不安が大きい。大人の
女性って何だろう? なれるよう頑張ります」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。【村
上幸将】
[2011年1月26日8時24分 紙面から]
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