http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101130-OHT1T00046.htm 圖： http://hochi.yomiuri.co.jp/zoomImage/20101130-OHT9I00043.htm ◆第３５回報知映画賞　新人賞・桜庭ななみ「書道ガールズ！─」　映画賞レースのト ップを飾る第３５回報知映画賞が２９日、決定した。新人賞には、昨年に続き２人が選 ばれた。三浦友和（５８）、山口百恵さん（５１）の次男・三浦貴大（２５）は、「Ｒ ＡＩＬＷＡＹＳ　４９歳で電車の運転士になった男の物語」（錦織良成監督）で新人運 転手を熱演。また、「書道ガールズ！！わたしたちの甲子園」（猪股隆一監督）で天真 らんまんな女子高生を演じた桜庭ななみ（１８）も、将来への期待を抱かせた。 　２００８年２月のデビュー以来、女優として勝ち取った初めての賞。仕事中に事務所 の社長から果報を伝えられ「マネジャーにすぐメールしました。仕事の時は使わない笑 顔の顔文字付きで！」。普通の１８歳に戻り、心の底から喜んだ。歴代受賞者の一覧に 目を落とすと「私の名前がここに…。ちょっと笑えます」。今もまだ夢見心地でいる。 　潜在能力は、成海璃子（１８）ら同世代共演者５人との切磋琢磨（せっさたくま）で 開花した。天真らんまんな書道部の女子高生をコミカルに好演。中学では軟式テニス部 で役柄同様、副部長。地元の大会で優勝経験もある負けず嫌いの性格だ。クランクイン 前は１日５時間、書の猛特訓。撮影中は５人で字のバランスを遠慮なく言い合い、緊張 感のない雰囲気には誰かが注意した。「お互いライバルで、本当に部活みたいでしたね 」 　０７年に鹿児島でスカウト。東京への好奇心で上京した。所属事務所の先輩・堀北真 希（２２）、黒木メイサ（２２）らの仕事現場を見学し、女優へのあこがれが芽生えた 。事務所には２０以上のトロフィーが並ぶ。だが、桜庭のはひとつもない。劇中、小泉 純一郎元首相の流行語「感動した」を何度も発するが、「この賞を頂いた時は感動しま した。早く、そこ（数々のトロフィーに）に並べたい」。自分が認められた“証し”が 、何よりも欲しかった。 　来年、高校を卒業。仕事に専念する。映画「最後の忠臣蔵」（１２月１８日）など出 演作品の公開がすでに４本決定。「お芝居って自分に身につけるものがたくさんあって 、勉強することができる。今後はもっと悪い役とかやってみたい」。大きな瞳を輝かせ 、純粋無垢（むく）な新人女優の挑戦はこれからも続いていく。 　◆「書道ガールズ！！わたしたちの甲子園」　紙の生産高日本一を誇る愛媛県四国中 央市が舞台。不況で活気を失った町を元気にしたいと、書道部の女子高生たちが“書道 パフォーマンス甲子園”の開催を企画。特訓を通して、書道の楽しさと仲間の大切さに 気づいていく。実際、日テレ系「ズームイン！ＳＵＰＥＲ」の企画で、同大会が今年５ 月まで５度開催されている。 　◆桜庭　ななみ（さくらば・ななみ）１９９２年１０月１７日、鹿児島県出身。１８ 歳。０７年にスカウトで芸能界入り。０８年２月に日テレ系ドラマ「栞と紙魚子の怪奇 事件簿」でデビュー。同年「同級生」「体育館ベイビー」で映画初出演。６月にＢＳ─ ｉ「東京少女　桜庭ななみ」で連ドラ初主演。ミスマガジン０８グランプリ受賞。０９ 年アニメ映画「サマーウォーズ」でヒロインの声優を担当。同年、５人組ユニット「ｂ ｕｍｐ．ｙ（バンピー）」結成。身長１６２センチ、血液型Ｏ。 --

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