作者CrystalDays (Endless World)
看板MISIA
標題[新聞] MISIA「心を込めて音楽を奉納させていた
時間Sat Dec 30 16:43:22 2023
http://tinyurl.com/4ua3sa34
MISIA「心を込めて音楽を奉納させていただきます」東大寺野外でライブPEACEF
UL PARK2023開催
歌手、MISIA(45)が7、8両日、奈良市の東大寺野外特設会場で開催された「
MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclus
ion 2023」に出演した。
PEACEFUL PARKは音楽やアート、食を通じて、互いのこと、社会のこと、
世界のことを楽しく学び、混ざりあい、ひとりひとりが、インクルーシブ(すべてを包
括する、仲間外れをしないという意味)とは何かを体験し、体現することで、未来への
チャリティにつなげるというコンセプトで誕生したフェス。8月に初開催された河口湖
に続いて、2回目で、MISIAが様々なアーティストをゲストに招いた。
8日は開演前に会場に設置された「生きてるだけでまるもうけベル」のモニュメントに
もなっているタレント、明石家さんま(68)がビジョンに登場。奈良出身で東大寺の
すぐ近くの小学校に通っていて、当時捕まえたモモンガの剥製が今でもその小学校にあ
る…などのエピソードなどを披露した後、開演を告げた。
MISIAは拝殿特設ステージに姿を現すと、背後の大仏殿にバンドメンバーとともに
一礼。「心を込めて音楽を奉納させていただきます」というあいさつした後、オープニ
ングではラグビー、フランスW杯のNHKテーマソング「傷だらけの王者」を熱唱した
。客席は会場内で配られたランプを掲げ、幻想的な雰囲気の中、一気に盛り上がった。
ここからゲストが登場。Rockon Social Club から、成田昭次(5
5)、寺岡呼人(55)、青山英樹(37)の3人が NARITA THOMAS
SIMPSON として参加。「ボストンバック」「遥か未来の君へ」を演奏した。
続いて元ちとせ(44)の出番。大ヒット曲「ワダツミの木」を独特の節回しで歌い上
げた。曲終わりで登場したMISIAが「すてき」と漏らすと「せっかく奄美大島から
やってきたので、MISIAさんと1曲一緒にやりたいと思います」と言って「腰まで
泥まみれ」を披露した。
フェスらしい組み合わせの後は、UA(51)がステージへ。まず「MOOR」を熱唱
。MISIAに負けない声量で独自の世界観に観客を引き込んだ。続いて3月に死去し
た坂本龍一さんが最後に作曲し、UAが作詞した徳島県神山町の神山まるごと高専の校
歌「KAMIYAMA」を歌い上げた。UAから「ガッツリお願いします」と頼まれた
MISIAがハモリを入れた。
実力派女性シンガーとの連続コラボの後、MISIAは「Higher Love」「
希望のうた」と続けた。MCではコロナ禍の2020年7月に「音楽の日」(TBS系
列)で初めて東大寺で歌を奉納した時のことを語った。当時はステージ上の演者もソー
シャルディスタンスを取っての演奏だった。続けて披露したのは「さよならも言わない
ままで」。心の傷を癒すようにしっとりと歌い上げた。
東大寺は飢饉、災害、伝染病の流行など、乱れていた世を仏の加護によりおさめようと
した聖武天皇の発願で建てられた。奈良時代の752(天平勝宝4)年に完成した大仏
殿の開眼供養が行われた。当時の国の総力が一点に集中された。
「ここ東大寺は人々の安寧を願って建てられたそうです。今、インクルーシヴな世界の
実現ということが唱えられていますが、1200年以上も前からこの場所でそのことが
祈られてきたんだなって、先人の想いに驚かされ、学ばせていただいています」と感慨
深そうに話した。
続いてMISIAは「次のゲストは、ここ奈良の出身で、東大寺でも歌を奉納されてい
ます。『.ENDRECHERI.』、堂本剛さんです」とKinKi Kidsの堂
本剛(44)を招き入れた。『.ENDRECHERI.』のソロ音楽活動名義で独自
の世界観を作り上げている堂本は地元凱旋。背後の大仏殿に丁寧に一礼した後、自分の
命が始まった場所を歌った「街」、「あなたとアナタ」を歌い上げた。
「僕たちには愛がある。それぞれなのは当たり前。だからこそ愛は求めるのではなくて
、与えるものなんだ。愛っていうのは僕たちが真っすぐに生きていくことなんだ」とい
う想いを込めたという「LOVE VS LOVE」を熱唱。MISIAも参加し、夜
空に溶け込みそうな濡れた歌声を響かせて、会場は幻想的なムードに包まれた。
.ENDRECHERI.を送り出したあと、MISIAは大ヒット曲「アイノカタチ
」「明日へ」を披露。
ラストは「あなたにスマイル:)」を歌い上げた後、ゲスト全員をステージに呼び込ん
でフィナーレを迎えた。
「世の中がハッピーで安寧で平和でありますように!」
ライブは2日間で1万6000人を動員した。8日は夕方から小雨が降り注ぎ、ほとん
どの観客はカッパなど雨対策万全で臨んでいたが、本降りにならず、照明に照らされた
細かな雨粒が荘厳なムードを際立たせる、自然の演出となった。宙まで届きそうな伸び
やかな声を届けたMISIA。平和への願いは世界遺産の東大寺から、夜空に吸い込ま
れていった。
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