作者CrystalDays (Endless World)
看板MISIA
標題[新聞] 矢沢永吉が12万人のファンを熱狂させた
時間Tue Sep 13 10:15:40 2022
https://news.mynavi.jp/article/20220829-2437520/
矢沢永吉が12万人のファンを熱狂させた国立競技場2DAYS、MISIA に加えB’zとの共演
も
矢沢永吉が、2022年8月27日(土)28日(日)の2日間、東京・国立競技場にて全国スタ
ジアム&ドームツアー『MY WAY』の東京公演を開催した。
初日ゲストにMISIA、2日目にはシークレットゲストとしてBzが登場するなど、2日間で
12万人のファンを熱狂させた。2日間の様子をレポートする。
初日 8月27日(土)
今回のツアー、特に東京公演は、活動50周年を迎えてメディア出演も積極的に行い精力
的に活動する矢沢にとって今年のハイライトとなるもの。快晴でかなりの暑さだったこ
の日、初の有観客ライブ開催となる新国立競技場には、全国から矢沢ファンが集結。最
寄りのJR千駄ヶ谷駅、大江戸線国立競技場駅の周辺から、異様な熱気が溢れていた。ま
た、会場ではデビュー50周年を記念して、矢沢のこれまでの歴史を振り返った”矢沢永
吉ミュージアム”が無料で公開され、過去のレアな衣装をはじめ、ライブなどで愛用し
ていたギターも展示されており、コアファンのみならず、初心者にも楽しめるものとな
っていた。
スタジアムに入ると、ものすごい数の人が客席を埋めていた。初日だけで6万人を動員
しているという。事前に、これまでコロナ禍で禁じられていた「タオル投げ」が解禁さ
れることが発表されており、多くのファンがE・YAZAWAのロゴタオルを肩にかけて、晴
天の下で矢沢の登場を今か今かと待ちわびていた。
巨大なステージには左右にスクリーンが設置されており、開演前はレインボーカラーの
グラデーションが映し出されていた。また、センターから客席へとせり出したサブステ
ージもあり。午後6時を過ぎると、手拍子の嵐が起こって場内の期待感が最大限に高ま
った。スクリーンには、ビートに乗って様々なYAZAWAロゴがモノクロで流れだす。ステ
ージ前方から炎が上がり、サングラスをかけた矢沢がステージへと向かう姿が映し出さ
れると、観客の手拍子に一層力が入る。
矢沢がついにステージに姿を現すと、「うぉぉ~!!」と、客席からどよめきが起こった
。「オーライ!」と第一声を客席にかけて始まったイントロは、「苦い雨」。ジャケッ
トを脱ぎ捨ててマイクスタンドに向かい、「ロックンロール!」と叫ぶ矢沢。スケール
の大きなサウンドがスタジアムにじつにハマっている。規模の大きなライブ会場を知り
尽くしている矢沢ならではのオープニング曲のチョイスだ。曲の終盤では、両手を広げ
ると「フォー!!」と雄たけびを上げて、〈prison of pain, prison of pain, trapped
by your memory〉と印象的なコーラスパートに自ら加わり、両手で大きく手拍子を煽る
。
「みなさん、ようこそいらっしゃい! やっと今日という日が来ました! 昼間暑かった
けど、ちょっとずつ良い風が吹いてくると思います。最後まで楽しんで行ってください
!」
スクリーンの映像を駆使したりカラフルな照明が飛び交ったりとエンターテイメント色
が強いライブが続いているうちに、気が付けばあっという間に日が暮れてきた。
「なんかさ、めちゃ暑いんだけど、気のせいかな? 夏は年寄りにはキツいんだよ(笑
)」とぼやいて笑わせる。「やっぱり、シャウト、シャウト、シャウトで歌うと(温度
が)グングン上がってくる。でもね、出る前に思ったよ。神様、ありがとうって。こん
なオヤジに夏のど真ん中に6万人の野外ライブやらせてくれてありがとうございます!
」の言葉に客席は大喝采だ。去年のツアーを31本やったことを振り返ると、「最後の横
浜アリーナは、泣きはしないけど、泣く手前かな(笑)? やっぱりウルウルしました
よ。僕だけじゃない、日本の歌手全員が予定が全部飛んだり。ここに来てるみなさんも
一緒だったと思います。そして今年、2022年。矢沢50周年です。バチっと記念にしまし
ょうよということで、きっとコロナももう終わってるなと思ったら、全然終わらない。
そのぐらいしぶといやつで、みなさん、大変な人いっぱいいると思います。ごめん、今
年もう1回、マスクで我慢してくださいということをお願いしないといけない。でもみ
なさん、必ず勝つから。僕らが必ず勝ちます」と、コロナとの戦いが続く世の中への力
強いひと言に、観客はたくさんの拍手で応えた。
そんな言葉の後で歌われたのは、”20代の頃書いたシブい曲”との紹介から、「バーボ
ン人生」。グッと音数を抑えた、ジャジーな演奏に乗せたいぶし銀の歌声と、哀愁漂う
サックス、男女のダンサーが登場する演出が矢沢の50年の歩み、華やかさだけではない
ほろ苦さを表していた。サブステージに足を延ばして歌う矢沢がスポットライトに映し
出されると、6万人の視線が注がれて、序盤の名シーンとなった。
メロウな曲とは対照的に、タイトなリズムと鋭いギターに乗せ〈何故に生きているのか
?〉と問いかけるように歌うメッセージソング「アリよさらば」、1980年のアルバム『
KAVACH』からオールドファンに人気の楽曲「Rolling Night」と、時代ごとのロックチ
ューンが披露されて、50年の楽曲の変遷が随所にわかるセットリストとなっていた。い
ずれもソリッドなサウンドで、まったく錆び付くことのない矢沢のロックンロールの魅
力を伝えてくれる。
途中、ステージ下手のグラウンドに登場したキャデラックに乗り込むと、アリーナ後方
をゆっくりと走行しながら客席に手を振る、スタジアムならではの演出によるファンサ
ービスも。会場中がハッピーなムードに包まれると、ライブは後半へ。
「50周年の特別ゲスト呼んでいます。紹介します! 日本の歌姫No1、MISIA!」と呼び
こまれたMISIAが大きな拍手に迎えられて真っ白な衣装でステージへ上がる。曲はバラ
ード「HEY YOU…」。矢沢が歌い出してMISIAにつなぎ、サビでハーモニーを聴かせると
、2番ではMISIAが歌い出して矢沢の声が重なる。向かい合って歌う2人の見事なハーモ
ニーに6万が酔った。曲中で、「矢沢さん、50周年おめでとうございます!」「MISIAに
温かい拍手を!」と称え合う2人。ステージを去るMISIAを見送った矢沢は「歌上手いよ
ね! 最高だよ。感動してます。こうやって、音楽って世代も何もないよね」と噛みし
めるように呟いた。
メンバー紹介では、米川英之(Gt)吉田佳史(Dr)らと共に、8年ぶりのバンド参加と
なるギタリスト、トシ・ヤナギが紹介されてファンから大きな拍手を送られていた。8
ビートのリフが始まり、上昇するシンセの音が加わると、ドッと沸いて客席から一斉に
手拍子が起こる。最高のライブアンセム「逃亡者」だ。サビの〈噂の街角〉と歌われる
場面では、観客の合いの手が入り一体となって盛り上がる。曲のアウトロに差し掛かる
と、コーラスのリフレインの中、スクリーンにキャロル時代~ソロになってからの様々
な矢沢の映像が流れる熱い演出で50年を振り返った。
「矢沢は本当に、50年やれると思わなかったよ。本当にありがとう。最後に1曲行きま
す」
ピアノの静かな旋律とサックスの音色に導かれて歌い出したのは、名バラード曲「いつ
の日か」。想いが込められた渾身の歌唱が夜空に響いた。アンコールでは重たくヘヴィ
なビートで始まり疾走感を増して突っ走るアレンジが光る「恋の列車はリバプール発」
。サブステージまで到着すると、列車ポーズ盛り上げる。ラストは「止まらないHa~Ha
」。ステージから会場中にライトが飛び交いイントロが始まると、ついにタオル投げが
解禁された。曲に合わせて会場中からタオルが頭上に放り投げられて、壮観な景色が広
がった。「みなさん、ありがとうー! 帰りに美味いビール飲んでいってね!」と叫ん
で、初日のステージを終えた。
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