キングダム 477話"矜持の咆哮" カンキの命令で、民を殺したと聞いた信とキョウカイは すぐに馬でカンキの下に走っていく。 テンは、田有とキョガイに二人を負わせ、 渕さんとハイロウと一緒に散っている飛信隊を集め、 戦闘態勢を取る。 テン『下手をしたら飛信隊とカンキ軍で戦争になるって言ってんだ』 カンキ軍、民からまきあげた金品を品定めしている。 マロン『ど田舎はたまにこうした骨董品をためこんでるからいい』 そこへ殴りこんでくる信とキョウカイ。 信『カンキィ』 カンキ『生きてやがったか。面倒くせーのが』 信『お前らは敵に丘を奪われた挙句に』 『無関係の人間からもの取っていたぶって』 『皆殺しにしやがった』 『一体何をやってんだカンキ』 カンキ『いちいちわめくな、ただの凌辱と虐殺だ』 『最初に言ったの忘れたのか?』 『俺は何でもやると』 信『だがお前は、全て勝つためにやるといったぞ』 カンキ『ああ、だからこうやって勝つんだよ』 信『鋭気を養ったとでも言いてぇのかよてめぇッ』 信がカンキのところへ駆け寄ろうとすると、 ライド『だったらどうしたバカが』 そういって、信を殴る。 ライド『一体何にキレてんだ、あ?』 『趙に攻め込んで、趙人が死ぬ』 『普通だよな』 『戦争やってんだろ?お坊ちゃん』 殴り返す信。 お互いに殴り合うが、信がライドをぶッ飛ばす。 すると今度は黒桜が弓で信を狙う。 キョウカイ、それを阻止すべく黒桜の弓を斬り さらに黒桜を投げ飛ばす。 場が混乱する すると、キョウカイはカンキの首に剣を当て、人質に。 キョウカイ『動くな、全員』 上がったライドが信の首に剣を当てる。 ライド『このバカが。もうただじゃ収集つかねぇ状況に』 『なっちまったぞてめぇら』 ここで信が話し始める 信『昔、乱胴っつークソ千人将を斬った』 『落とした城をてめェらみてーに凌辱してたくそだ』 『そいつも同じことをいった。これが戦争だと』 『だがそれは戦争じゃねぇ!!』 信が続ける 信『俺ももう五千将だ』 『侵攻がどういうもんか、昔よりさらに分かってる』 『だが、敵や制圧した地での、反乱に対する刃と』 『無力・無抵抗の人間に向ける刃は決して違う』 『それを同じだと』 『それを戦争だと言い切る奴は武将・兵士じゃなく』 『ただの略奪者だ』 『そんな奴らがどれだけ強かろうと』 『どれだけ勝ち続けようと』 『中華統一なんてできるわけがねぇ!!』 これを聞いたカンキ。 カンキ『まいった、お前が一番だ』 『俺が今まであった中で、お前が一番の悪党だと言ってんだよ、信』 內鬥了+_+ ----- Sent from JPTT on my iPhone --

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