作者Puyaru (popo)
看板JapanMovie
標題[新聞]小百合、人生初特殊メーク
時間Wed Feb 21 09:40:08 2007
小百合、人生初特殊メーク…映画「母べえ」で90歳近くまで演じる
女優の吉永小百合(61)が山田洋次監督(75)と34年ぶりにタッグを組む松竹映画「母(かあ)べえ」(2008年1月公開)の撮影現場が20日、オープンセットがある埼玉・川口市の埼玉SKIPシティでお披露目された。川口といえば吉永の出世作「キューポラのある街」(1962年)の舞台で、「第2の故郷に帰ってきました」と感慨深げ。治安維持法で検挙された夫を待ちわびながら、たくましく生きた肝っ玉母さん役。30代から終盤では女優人生初の特殊メークを施し、90歳近くまでを1人で演じ切る。
「再び山田(洋次)学校に入学したような気持ちです」。吉永の山田組参加は「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(1974年)のマドンナ以来。「母べえ」は山田監督にとって80本目の作品になる。「吉永さんなしでは成立しない企画」と、自ら手紙に物語を書き「ダメなら一言『ノー』と言ってください」としたため、出演交渉した。
原作は黒澤明監督のもとでスクリプター(記録)をつとめた野上照代さんの自伝小説「父へのレクイエム」。野上家では「お母さん」を「母べえ」と呼んでいた。映画は1940年を舞台に、治安維持法で検挙された夫を待ち、教師として娘2人を育てる女性が主人公。家事、育児、仕事に身を粉にして働いた。
「愛する人々を次々に失い、抱えてきた寂しさを長い間、秘めながら生き続けた女性。特殊メークをしてもらい、最後は80代の終わりくらいまで。うんと年とったお母さんを演じてもらうつもりです」すでに巨匠の細かな演出も固まっている。
約50年に及ぶ女優人生で、今作が112本目の映画。ここまで高齢の女性を演じるのは初めての体験だ。激動の時代に苦労に苦労を重ねた末「主人公は晩年、何を思うのか─」が一番大切なシーンとなりそう。「参加できる喜びをかみしめ、監督の思いを少しでも表現したい」と難役、老け役の特殊メークにも迷いはない。
45年ぶりに「第2の故郷」に立っていることも吉永の思いを新たにさせた。「『キューポラ─』は初めて考えて演じることを教わった作品。景色も変わりましたが、川口には足を向けて寝られないと思い続けてきました」。同所に製作費10億円のうち2億5000万円を投じ、オープンセットを建設。海外公開も見すえ、4月下旬まで撮影は続く。
◆“父べえ”役に坂東三津五郎 吉永と夫婦役を演じるのは「武士の一分」に続く山田監督作品出演となる歌舞伎俳優・坂東三津五郎(51)。“父べえ”役に「『武士─』とは違っていい人です。小百合さんのダンナ様ができて本当に幸せ」と満面の笑み。家長なき家族を守る“父べえ”の教え子の“山ちゃん”役には浅野忠信(33)。吉永と一番共演シーンの多い男優で「今まだやったことのない役ですが、楽しい毎日を過ごさせていただいています」。また“父べえ”の妹役に檀れい、“母べえ”の娘を志田未来(13)、佐藤未来(9つ)が演じる。
(2007年2月21日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070221-OHT1T00051.htm
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1F:推 a65626780:有志田未來!大概不會出演4月期日劇了>"< 02/21 18:09
2F:→ a65626780:這部的監督山田洋次就是之前木村主演武士的一分的監督 02/21 18:11