作者CrystalDays (Endless World)
看板MISIA
标题[新闻] MISIA、河口湖にて<Candle Night Live
时间Tue Aug 9 05:31:24 2022
https://www.barks.jp/news/?id=1000219276
MISIA、河口湖にて<Candle Night Live>开催。爱と平和の灯に照らされた特别な夜
MISIAが、4/30(土)~5/4(水・祝)の期间中、山梨県・河口湖ステラシアターにて<
MISIA CANDLE NIGHT LIVE 2022 PEACE OF MIND>を开催した。到着したオフィシャルレ
ポートをお届けする。
<MISIA Candle Night Live>とは、东日本大震灾をきっかけに2012年より断続的に开
催されているライヴシリーズで、”大切な人と、キャンドルに祈りを込めながら、大切
なことを见つめなおす”ということをテーマに开催。客席やステージにはたくさんのキ
ャンドルが设置され、ライヴの终盘に愿いを込めながら一斉にキャンドルを吹き消すと
いう姿が印象的な构成となっている。
今回の公演では平和への愿いや祈りが最大のテーマとして掲げられ、このテーマに賛同
した加藤登纪子、清水ミチコ、村治佳织、冲仁といった豪华ゲストが出演した。
夕闇が迫る中、キャンドルの炎はまだうっすらとしか见えない。ここ、河口湖ステラホ
ールは古代ローマ剧场をイメージして造られた野外大ホールで、吹き抜ける风や草のに
おいなど自然をダイレクトに感じられるのが特徴だ。
MISIAが登场し1曲目に披露したのは「Hello Love」。昨年12月にリリースしたオリジ
ナルアルバムのタイトルトラックだ。すでに多くのステージで披露されていることもあ
り、オーディエンスのノリにもグルーヴが染み込んでいるのがわかる。
2曲目、「あなたにスマイル:)」の中で伝えた言叶が印象的だった。「この「
Candle Night」は今から10年前、2012年にスタートしました。东日本大震灾の後、振兴
と复兴への祈りを込め、そして私たちにとって大切なものを守っていこうという愿いを
込めて始まりました。今日はみんなでキャンドルを灯して音楽に耳を倾けて、心を开い
て、大切なものが守られるように愿いを込めましょう」この「Candle Night」は、彼女
が今みんなと确かめ合いたい感情やメッセージを共有する大切な场所であり、选曲もそ
うした想いに贯かれたものになっている。
「大切な人からもらったものを未来へつなぐ力が私たちにはあるのだと思います。大切
な人との思い出や言叶が木漏れ日のように自分を照らしてくれる、そんな気がします」
というMCに続いて披露されたのは「木泄阳の记忆」。
そしてキーボードのインプロに导かれて歌い出したのは「Higher Love」。総立ちにな
ったオーディエンスから自然とクラップが鸣らされ、ステージとフロアが一体となった
荘厳にして力が涨るようなグルーヴに背中を押される。
ここでMISIAがステージへ招き入れたのはフラメンコギタリストの冲仁。叙情的なギタ
ー演奏に合わせて珠玉のラヴソング2曲「恋は终わらないずっと」「逢いたくていま」
を続けて披露すると、「オルフェンズの涙」のイントロではこれぞフラメンコギターの
情热的なフレーズで魅せる。未来の子供达へ希望と爱を伝えるメッセージが胸に染みる
。
そして冲仁のギタープレイに导かれて登场したのは加藤登纪子だ。ロシア语の歌謡曲と
して知られ、加藤登纪子がカバーして日本では有名になった「百万本のバラ」を披露し
た。ここで冲仁を送り出し、加藤登纪子がこの曲のエピソードと想いを语ってくれた。
「この「百万本のバラ」は今から30年前、当时はまだソ连だったバルト三国のラトビア
でちょっと寂しい子守呗としてできた歌だったんですね。でもラトビア语のままだとラ
ジオなんかで放送できなかったので、ヴォズネセンスキーという改革派の诗人の方が“
どんな爱も梦も谛めちゃいけない”という大きなストーリーにしてロシア语の歌にした
んです。そしてソ连からラトビアやウクライナはじめ多くの国々が独立していくときに
民衆の皆さんを勇気づける花束のような歌になりました。本当に戦争は起こってほしく
ないけど、何がどうなっても私たちはそこで必死になって生きている人たちを応援する
という気持ちを忘れないでいたいと思います」
ロシアによるウクライナへの侵攻が始まった2月からMISIAがずっと歌い続けている歌
があると语った。それがピート・シーガーによる反戦歌「花はどこへいった」だ。様々
な訳词が存在する中、MISIAは加藤が翻訳した歌词で歌っていると言う。
「この歌の背景を知ると、コサックの子守呗を元に作られているんですよね。だからあ
の地域はずーっと纷争が身近にあるんだって気づかされるんです。加藤さんの訳词の中
には〈いつになったら 人は気付くのでしょう〉という言叶が入っていて、ずっと悲し
みは缲り返されている。70年前に反戦歌として発表された歌ですけど、今こそ歌い継い
でいかなければいけない歌だなと思います」とMISIAが想いを语れば、加藤は自身が感
铭を受けたというピート・シーガーの言叶を绍介した。「アメリカというのは世界中に
故郷がある国なんだと。世界中の故郷を、自分たちの文化を生んだものとして大切にし
なきゃいけない。私たちは自分が掘り当てた井戸で喉を润しているわけではない。ずっ
と昔の人が井戸を掘ってくれたんだろう。そして今自分の体を温めている火は自分が灯
した火ではない。ずっと前に灯してくれた火がここにある。だからフォークソングとい
うのは歌い継いでいくものなんだということを言った人なんです」
ステージには灯された无数のキャンドルの灯りがくっきりと目に映えるようになってい
る。和訳された歌词による「花はどこへいった」を丁宁に歌う加藤とMISIA、そしてそ
の歌声に耳を倾けているオーディエンスの目には“戦争のない未来”がはっきりと映っ
ていたはずだ。まるで目の前で灯るキャンドルのように。割れんばかりの拍手で加藤登
纪子を送り出した後、MISIAはこう言った。
「キャンドルの灯りが消えても谁かから分けてもらえる。キャンドルの光は広がってい
く。そんなふうに私たちの愿いがもっともっと広がっていけばいいなと思います」
世界の全ての人の毎日が明るく辉きますようにという祈りを込めた「One day, One
life」、続けて「Candle Of Life」で本编を终えた。
アンコールでバンドに続いて登场したのは、清水ミチコ。これまでも何度もステージや
ラジオなどでMISIAと共演してきたことは知られているが、今回は「おはなしゆびさん
」の歌词を変えて5人の政治家のモノマネネタを披露してくれた。ネタ终わりにMISIA
が登场して、ここがステージで今がライヴ中であることを忘れるような2人の仲の良い
素のトークが缲り広げられる。と、ここでMISIAが「で、今日は矢野さん、ご一绪に歌
っていただけるんですか?」とフリを入れると、清水が「ちょっと呼び出しますね」と
天に向かって両手を広げる。すると瞬时に降临。「ニューヨークから清水さんの体に到
着しました。矢野顕子です」
MISIAと清水ミチコで披露するのは矢野顕子の「音楽はおくりもの」。不思议な気分に
なるデュエットだが、なんだか得した気持ちにもなる。何より音楽っていろいろなもの
を超えていけるんだなと再认识した。
そしてなんと、平和の愿いを込めて矢野顕子がMISIAのために书き下ろしたという未発
表の新曲「希望のうた」をここで披露した。ラストは「歌を歌おう」。全てを包み込む
ようなメロディにオーディエンスが掲げたキャンドルの灯りが左右に揺れる。圧巻の歌
声で最後を缔めた。本日ゲストで登场した加藤登纪子、清水ミチコ、冲仁もステージに
揃って、キャンドルに爱と平和の愿いを込め、皆で一斉に灯りを消した。
「全ての愿いが叶いますように!」
“Peace of Mind”と副题のついた今回の「Candle Night」、心の中に灯ったキャン
ドルの小さな炎を大切にしたい。
公演情报
<MISIA CANDLE NIGHT 2022 PEACE OF MIND>
4月30日(土) 河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
5月1日(日) 河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
5月3日(火・祝)河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
5月4日(水・祝)河口湖ステラシアター 16:30 / 17:30
<ゲスト>
4月30日(土)
加藤登纪子/清水ミチコ/村治佳织(ギター)
5月1日(日)
加藤登纪子/清水ミチコ/村治佳织(ギター)
3日(祝・火)
加藤登纪子/清水ミチコ/冲仁(フラメンコギター)
4日(祝・水)
加藤登纪子/清水ミチコ/冲仁(フラメンコギター)
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