作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] 红白歌合戦になぜレインボーフラッグ
时间Wed Jan 29 07:17:38 2020
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/nhk-3.php
红白歌合戦になぜレインボーフラッグ? NHKに闻いてみた
<红组のトリを务めたMISIAのステージで、LGBTQを象徴するレインボーフラッグやドラ
ァグクイーンたちを演出した意味は?>
70回目を迎えた昨年末のNHK红白歌合戦──最後の最後で、おや? と思ったのは、「
アイノカタチメドレー」で红组のトリを务めたMISIAの背後にひるがえるレインボーフ
ラッグ。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)の象徴とさ
れる虹色の旗だ。
舞台ではドラァグクイーンたちがダンサーやコーラスを务め、ゲイナイトに出演経験の
あるDJ EMMAや、19年に同性婚が认められた台湾のDJ Noodles(レズビアンを公表)も
登场。ほかの出场歌手たちもステージ脇でレインボーフラッグを振っていた。
画期的だ! と胸が热くなった。その一方で、红组司会・绫瀬はるかの「年齢も性别も
、国境さえも爱の力と音楽で越えていきたい。そんなMISIAさんの热い思いが诘まった
ステージです」という绍介だけでは、「意味の分からない视聴者も多かったのでは」と
感じた。
もう少し説明が必要だったのでは? というもやもや感を解消するため、红白の制作统
括を务めた加藤英明チーフプロデューサーに话を闻きに行った。
──红白歌合戦では、それぞれの歌手の演出はどのように决めていくのか。
アーティストの1年を缔めくくる歌唱シーンをどう演出していくかについては、NHKから
积极的に提案することもあれば、出演者サイドからアイデアが出ることもある。本当に
千差万别で、「全体的にこうです」とは言いにくい。
アーティストが表现したいもの、その年に歌いたい曲、仆らが歌ってほしい曲っていう
のはそれぞれ违う。丁宁に话し合いながら进めていくというのが、正しい説明ですかね
。
──11月中旬に出演歌手の発表があるが、それ以前から「内定」の形で交渉し、演出に
ついても考え始めている?
オフィシャルには11月中旬の正式発表の直前に出演交渉していることになっているので
、いつから何を议论しているのかは、ちょっと言いづらいんですが......まあ、基本的
には歌手発表の後に、どういう演出にするかを议论しています。红白って比较的短时间
で一気に作る番组で、それまではスタッフもみんなレギュラーの番组を抱えている。红
白が近づいてくると一斉に参加して、担当のアーティストを决めて、仆が统括する形で
进んでいく。
ありがたいことに、红白は1年の缔めくくりということでアーティストも気合が入って
いる。一绪に作っている感覚がすごくありますね。担当のディレクターがアーティスト
と日々やり取りし、最高のパフォーマンスを引き出すにはどうしたらいいか、衣装は何
を着る、ステージの演出はどうすると议论しながらやっていく。必ずしも、NHKが「こ
うしてくれ」と言う通りになるわけではない。
曲についても「今年はこの曲で」と言われる方もいますし、NHKに任せますと言う方も
いる。アーティストによってまったく违って、毎年もめる人もいれば、毎年お互いの思
いが一致する人もいる。
──MISIAのステージの演出については?
実はですね、仆自身がプロデューサーとして、MISIAさんとはお付き合いが长いんです
。2015年から毎周火曜日、FMで「MISIA星空のラジオ」という番组をずっとやっている
。
そこでときどきゲストを迎えるなかで、LGBTQに関しては3年くらい前かな、「台湾LGBT
プライド(LGBTパレード)」に彼女が参加した顷に、「プライドハウス东京」をやって
いる松中権さんや、「东京レインボープライド」の中心的人物である杉山文野さんをゲ
ストに呼んだ。そこでは、台湾がいかに同性婚実现に向けてアジアでリードしているか
や、プライドパレードが素晴らしかったという话をしてもらった。
ドラァグクイーンのhossyとマーガレットに来てもらって、彼らが考えるLGBTムーブメ
ントみたいな话をしたこともある。节目节目で、MISIAのLGBTQへの思い、セクシャルマ
イノリティへの差别・偏见を少しでも减らす社会を目指したいっていうアーティストと
してのメッセージみたいなものを発信する番组を一绪に作ってきた。
ただ、红白でああいうことをやりたいと言ってきたのはMISIAです。出演交渉を进めて
いくなかで、司会が绫瀬はるかさんなので、彼女が主演したヒットドラマ「义母と娘の
ブルース」の主题歌「アイノカタチ」を歌うこととともに、(オリンピック・パラリン
ピックのある)2020年には日本が世界にどうメッセージを伝えるかが大事というような
话をした。そこで、多様性などについてMISIAが日顷発信しているものを红白という场
で表现してみようか、となったんです。
本当に本番の日ぎりぎりまで、何度もリハーサルをした。カット割りや照明1つとって
も、MISIA侧の思いも强かったし、仆らもそれに応えてより良いものにしなくちゃとい
うのはすごくありましたね。
説明过多になる恐れが......
──少しずつ変わってきてはいるが、日本ではまだLGBTの権利拥护が大きな潮流になっ
ていない。そのなかで、「国民的番组」と言える红白のトリにレインボーフラッグをも
ってきたのは画期的だった。一方で、理解できない视聴者も多かったのではないか。「
娘に闻いて意味が分かった」とSNSに书き込んでいる人もいた。
そうですねぇ......仆らはMISIAと日顷から付き合っているから、彼女が(红白で)表
现したいことは非常に理解できました。だから、误解を招いたり、セクシャルマイノリ
ティーの当事者の方が违和感を持たれるような表现ではなく、きちんと伝えるにはどう
したらいいかという议论にはかなり时间をかけた。结局、ああいう演出になったんです
が、强いて言えば、あまり説明をしなかったということかもしれない。
──意図的に説明をしなかった?
昨年12月6日に「LIVE PRIDE(ライブプライド)」というMISIAが出演したライブがあっ
た。そのイベントに向けてMISIAのラジオでも何度か、「星屑スキャット」とか「八方
不美人」とか、出演するドラァグクイーンのみなさんにゲストとして来てもらった。彼
らがLIVE PRIDEをMISIAとどう作り上げるかを仆は横で见ていて、すごく気を付けなが
ら作っていることが分かったし、LGBTムーブメントを引っ张って行こうというエネルギ
ーを感じた。
だから、LIVE PRIDEでやっているようなことを、彼らが作り上げているエンターテイン
メントを余计な説明を加えずにそのままやればいいんじゃないかと思ったんです。
──例えば、曲绍介のときにプライドやレインボーフラッグの意味などを説明する演出
もあり得た?
今だから言えますけど、曲のプレゼンテーションをどう作り上げるかについては、本当
にいろんな案があったんです。
例えば、MISIAはアフリカの支援活动や社会贡献みたいなことをやってきて、そのなか
にLGBTQ支援があり、今年はLIVE PRIDEっていうイベントがあって......という説明を
する案があった。でも仆は、そうしたVTRを流して説明したところで、视聴者は「早く
MISIAを见たい、聴きたい」ってなるだろうし、余计なことは言わないほうがいいな、
と思ったんです。
NHKでよくあることですが、説明过多になってしまう恐れがあった。そこはすごく议论
したんですが、正解がなくてですね......。「レインボーフラッグを见て勇気づけられ
た」という人もいれば、「あれ何?」となった人も多かったはずですが、でも、あの6
色で何が表现されているかが分からない人にとっては考えるきっかけ、会话が生まれる
きっかけにはなったと思う。
2曲目の「INTO THE LIGHT」はMISIAの初期の名曲(98年)。ドラァグクイーンとステー
ジを作り始めた顷の曲です。彼女が昨日のラジオで「INTO THE LIGHT」はドラァグクイ
ーンをイメージして作った、と言っていて、「へー」って思ったんですけど。
──加藤さんとMISIAさんの长い付き合いがあったからこそ可能な演出だった?
仆以外のプロデューサーだったらどう判断したかは分からないが、例えば今回担当した
ディレクターは开口一番、「いいですね」と言っていました。
2020年にオリンピック・パラリンピックで世界中のアスリートや関系者、観客が大势や
って来れば、日本社会における多様性やセクシャルマイノリティーへの配虑みたいなこ
とがどこまで行き届いているかは必ず见られる。セクシャリティーだけじゃなくて人种
だったり、年齢だったり、いろんな意味で社会がどこまで気遣いをしているか、と。
昨年のラグビー・ワールドカップの期间中には「プライドハウス东京」(LGBT情报の提
供やイベントを行う交流スペース)が作られ、そこを大势の选手や関系者が访れた。そ
ういうムーブメントが日本でも起こりつつあると世界に発信することは大事でしょう。
64年のオリンピックのときみたいに高速ができたり、街が生まれ変わったりというのは
ないかもしれない。でも何かが変わるという意味では、ダイバーシティーをきちんと表
现するということを红白みたいなある种、メインストリームの番组でやってみる価値は
あると仆らは思った。
いずれは红白混合チームに?
──星野源さんがピンクのダウンジャケットを着ていたのも、ある种のメッセージだっ
たのか。
あれはたぶん、前年の発言(「红组も白组も性别関系なく、混合チームで行けばいいと
思う」)に思いのほか反响があって、ご本人がね(考えた)。
まあ、MISIAのシーンへの反响から、セクシャルマイノリティーの方の中には「红と白
で男女が分かれる」番组を见るのが辛いという方もいるんだと、改めて感じました。
──将来的には、红白でなくなる可能性もある?
そういう议论が起こる可能性もあるが、「红白」という大きな枠组みは変わらないと思
う。红白と言っている以上、红白だよな、みたいな。ある种、哲学的ですが......。
ただ今回は特别企画として、红でも白でもないプレゼンテーションを増やした。かつて
は本当に、红组と白组の「対戦」を意识して演出していた。それがいつの间にか、1组
ずつ対戦していくのではなく、きれいに进行が流れるようなフォーマットに缓やかに変
わってきている。视聴者のみなさんも次は红组、白组というより、次はこのアーティス
ト......と自然に受け入れるようになっているんじゃないかと思います。一方で、対决
色が薄まっていることへの批判もある。特に昔の红白が好きな年配の方には、原点を见
失っているのではないかと言われる方もいる。
──氷川きよしさんも注目されたが、多様性をうたったMISIAにつながる演出と考えて
いいのか。
氷川さんの场合は、「演歌界のプリンス」と言われた20年间で筑き上げてきたアーティ
スト像を打ち破って、今の表现に行きついたことに世の中がびっくりし、共感している
から、あそこまで话题になったと思うんです。彼の场合は、特にご自身のセクシャリテ
ィーに言及しているわけでもないし、ただ一贯しているのは「自分らしく生きていく」
という発信。红白の现场でもその决意を感じましたね。
──视聴者の反応で印象深かったのは? 例えば、ジャニーズのグループが多过ぎると
か......。
それは毎年言われていることですが(笑)、ネットなどの反响を见ると、やはりこの
MISIAのシーンのインパクトが大きかったようです。伝えるべきことはきちんと伝わっ
た、お祭り騒ぎとは违う伝わり方をしたとすごく感じられた。
批判的な意见も覚悟していたし、なぜ今この6色を演出したのかと问われたとき、ちゃ
んとお话しできるよう用意はしていた。でもびっくりするくらいネガティブな反応がな
かった。
──そう意味では、日本社会はだいぶ変わった?
まだまだ课题は多いと思います。LGBTQのみなさんが自分たちの生きづらさを伝えたい
と思ったときに、なかなかその手段がないのは事実ですし。そのときに、少しずつ理解
を深める手段という意味では、エンターテインメントもその1つかなとは思う。
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