作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] ベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2
时间Wed Jan 29 05:40:06 2020
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2868
ベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』特集 ~现在のMISIAのモードをレビュ
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MISIAにとって7年ぶりとなるベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』が1月22
日にリリースされた。最近のMISIAに関するホットな话题としては、『NHK红白歌合戦』
でのライブが挙げられるだろう。红组のトリとして出演したMISIAは、ステージにドラ
ァグクイーンを登场させ、レインボーフラッグを掲げた演出を施した。また、楽曲もビ
ートを効かせて披露。デビュー当时からアンダーグラウンドなカルチャーやクラブカル
チャーと亲和性を持ったアーティストであることが、改めてはっきりしたライブだった
であろう。そして、このタイミングでのベストアルバムのリリース。详细は後に譲るが
、MISIAのこれまでを振り返りつつも、现在のMISIAも感じられる本作品のレビューを寄
稿してもらった。
ジャズに接近したことは必然だった
MISIAからベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』が届けられた。
2013年に発表された『MISIA Super Best Records -15th Celebration-』から约7年ぶ
りのベスト盘となる本作は、タイトル通り、“SOUL JAZZ”をコンセプトに制作された
。「Everything」「つつみ込むように…」「アイノカタチ」といったヒット曲の再録に
加え、「CASSA LATTE」「爱はナイフ」など4曲の新曲、堂本 刚、マーカス・ミラー、
MIYACHIなど国内外のアーティストをフィーチャーした楽曲も収録。ほとんどの楽曲が
ビッグバンドのスタイルで録音されるなど、SOUL JAZZのスタイルをさらに进化させた
内容となっている。一般的なベストの枠を超え、现在のMISIAのモードが端的に示され
た作品と言えるだろう。
まずはMISIAが掲げる“SOUL JAZZ”について説明したい。トランぺッター・黒田卓也
を共同プロデューサーに迎えた同プロジェクトがスタートしたのは、约3年前。きっか
けは2016年9月に开催された【Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN】での共演だった。
黒田を中心に、ニューヨークを拠点にジャズの最前线で活跃しているミュージシャンと
のセッションはMISIAに斩新な刺激を与え、大きな可能性を感じた彼女はこのメンバー
と一绪にプロジェクトを立ち上げることを即决。それが“SOUL JAZZ”だったというわ
けだ。
R&B、ヒップホップ、ソウルミュージックなどをルーツに持つMISIAが、最先端のジ
ャズ・シーンで活动を続けている黒田たちの演奏にインスパイアされた背景には、现在
进行形のジャズとブラックミュージックの刺激的な関系がある。その起点となったのは
やはり、2012年に発表されたロバート・グラスパー・エクスペリメントのアルバム『
Black Radio』だろう。00年代初めからジャズとヒップホップを自在に行き来しながら
活动していたロバート・グラスパーが、“ロバート・グラスパー・エクスペリメント”
名义で初めてリリースした本作には、レイラ・ハサウェイ、ミシェル・ンデゲオチェロ
などが参加。ヒップホップ、R&Bにさらに强くコミットし、2013年のグラミー赏で最优
秀R&B赏アルバムを受赏した本作によってロバート・グラスパーは、00年代ジャズの方
向性を决定づけた。そのスタイルを端的に言えば、“ジャズとブラックミュージックの
融合”ということになるだろう。このアルバムにはMISIAがリスペクトを示し続けてい
るエリカ・バドゥも参加。MISIAが黒田とのセッションをきっかけにジャズに接近した
ことは必然だったと言っていい。
2017年にはミニアルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』をリリース。「BELIEVE」「オ
ルフェンズの涙」といった代表曲のセルフカバーを中心とした本作には、黒田が率いる
ミュージシャンのほか、世界的ミュージシャンのマーカス・ミラー(Ba)、ラウル・ミ
ドン(G)なども参加。ジャズ、アフロビート、ネオソウル、ブラジリアンなどが混ざ
り合うハイブリッド感覚に溢れたサウンドは、音楽ファンの间で高い评価を获得した。
さらにSOUL JAZZを掲げたライブも积极的に行い、2017年に【MISIA SUMMER SOUL
JAZZ 2017】、2019年には【MISIA SOUL JAZZ SWEET & TENDER】を开催。そのなかで培
ってきた音楽性を反映させ、SOUL JAZZのエッセンスをさらに追求しながら制作された
のが、今回のベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』というわけだ。
『MISIA SOUL JAZZ SESSION』と同様、黒田を中心にクレイグ・ヒル(Ts)、コーリ
ー・キング(Tb)、大林武司(Key)、ラシャーン・カーター(B)、アダム・ジャクソ
ン(Dr)といったニューヨークの凄腕ミュージシャンが参加した本作。MISIA、黒田、
そしてミュージシャンたちの体に流れているルーツミュージック、既存のスタイルに捉
われない奔放なアイデア、高度な演奏技术と独创的なプレイヤビリティが一つになった
このアルバムには、ジャンルや国境を越えた豊かな音楽がたっぷりと反映されている。
アルバムの1曲目に収録されているのは、「Everything」の新録バージョン。言うま
でもなくMISIAの代表曲であり、2000年代以降の音楽シーンを象徴する名バラードだが
、大迫力のビッグバンドとともにリアレンジされることで、楽曲の新たな魅力を引き出
している。轴になっているのはやはりMISIAのボーカル。原曲のメロディを踏まえなが
ら、より自由度の高いボーカル表现やフェイクを加えることで、この楽曲の背景にある
ソウルミュージックのテイストを强く押し出している。同じく彼女の代表曲の一つであ
る「阳のあたる场所」もそうだが、SOUL JAZZのコンセプトを重ねることで、原曲のポ
テンシャルをさらに増幅させているのも本作のポイントだろう。
交流を自由に楽しむダイバーシティ(多様性)
初収録となる新曲も充実している。「CASSA LATTE」は、「INTO THE LIGHT」を手が
けた松井寛の作曲によるダンサブルなナンバー。ハウスミュージックとビッグバンドジ
ャズを结合させ、ナチュラルな高扬感に溢れたナンバーに仕上げている。ドラム、ベー
スの有机的なグルーヴ、ホーンセクションのライブ感に満ちた演奏、アメリカのゴスペ
ル・クワイア“Sing Harlem Choir”による厚みのあるコーラスもこの曲の魅力だ。
曲名からドキッとさせられる「爱はナイフ」は、切なくも爱らしいメロディラインを
轴にしたバラードナンバー。“爱のナイフを相手の心の奥に突き刺し、いつまでも记忆
に残したい”という切実な思いを込めた歌词(作词は「残酷な天使のテーゼ」を手がけ
たことで知られる及川眠子)をMISIAは、浓密なエモーションと正确なピッチを共存さ
せたボーカルによって见事に描き出している。
また、国内外の魅力あふれるミュージシャン/アーティストとのコラボレーション楽
曲も本作の聴きどころだ。「Mysterious Love(feat.MIYACHI)」には、ニューヨーク
在住の日系アメリカ人のラッパー、MIYACHIが参加。“英语わかりません”と连呼する
「WAKARIMASEN」で注目を集めたMIYACHIは、この曲でも日本语と英语を交えた独特のフ
ロウを披露。レゲトン~ラテンのフレイヴァ─を含んだMISIAの歌声と络み合いながら
、エキゾチックなムードを演出している。
黒田のトランペットの独奏から始まる「オルフェンズの涙 (feat. Marcus Miller)」
には、マーカス・ミラーが参加。ボーカルの旋律との距离を上手く取りながら、シンプ
ルにして奥深いベースラインを响かせ、ソリストとしての魅力をしっかりと発挥してい
る。独特の“讹り”を感じさせるドラムの演奏も素晴らしい。
そして、堂本 刚が作词・作曲を手がけた「あなたとアナタ(feat.Tsuyoshi Domoto
)」も话题だ。MISIAのラジオ番组『星空のラジオ』(NHK-FM)でスタジオライブを行
ったことをきっかけに交流が始まったという両者。ファンク、ブルース、ソウルをルー
ツに持つ堂本のメロディは、MISIAの声质、ボーカルのスタイルともきわめて自然に溶
け合っている。二人の声が重なり、豊润なグルーヴが生まれる瞬间もまた、この楽曲の
ポイントだろう。
アルバムを通して感じられるのは、音楽を枠にはめることなく、出会ったミュージシ
ャン、シンガー、ラッパーとの交流を自由に楽しみながら、生き生きとした跃动を感じ
させる楽曲を生み出していくMISIAの姿势だ。そのスタンスを言叶に置き换えるなら、
ダイバーシティ(多様性)ということになるだろうか。人种、セクシャリティ、歴史、
音楽性などの违いを受け入れ、自由に独创性を発挥し、前向きなパワーに溢れた音楽へ
とつなげるーーその在り方こそが彼女の最大の魅力であり、それは本作『MISIA SOUL
JAZZ BEST 2020』にも强く反映されている。
アルバムのリリース後には、本作を引っ提げたアリーナ公演【MISIA SOUL JAZZ BIG
BAND ORCHESTRA SWEET & TENDER】を开催。“SOUL JAZZ”はMISIAの音楽観やキャリア
にも素晴らしい影响を与えるはず。デビュー20周年を越えた彼女はここから、さらに豊
かな音楽の世界を我々に见せてくれるだろう。
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