作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] レポート:「コカ・コーラ presents LIVE
时间Sat Dec 14 20:50:11 2019
https://gladxx.jp/features/2019/scene/6134.html
レポート:「コカ・コーラ presents LIVE PRIDE ~爱をつなぎ、社会を変える。~」
东京国际フォーラム ホールAという大きな会场で、ユーミンとMISIAという昔からゲイ
を応援してくれた歌の神様たちが、本当にスペシャルな、梦のような时间をプレゼント
してくれました。奇迹の一夜でした。最初から最後まで、すべてが本当に素晴らしく、
笔舌に尽くし难い感动がありました。
2019年12月6日(金)、东京国际フォーラム ホールAにて、セクシュアルマイノリティ支援
をテーマに掲げた大型音楽イベントとして「コカ・コーラ presents LIVE PRIDE ~爱を
つなぎ、社会を変える。~」が初开催され、松任谷由実さん、MISIAさん、清水ミチコさ
んらのビッグアーティストが出演し、ここでしか体験できないスペシャルなことを次々
にやってくれて、ただのチャリティではない、心からLGBTを応援したいという気持ちが
ビンビン伝わってくる、ガンガン笑って、泣いて、一绪に歌って、素晴らしいにも程が
ある、歴史的と呼ぶにはあまりにも楽しい、伝説的な、梦の一夜となりました。レポー
トをお送りします。
LIVE PRIDE レポート
12月6日(金)、会场着が开演10分前という、まあまあギリギリな时刻だったのですが(
以前国际フォーラムに行った际はホールCとか结构手前だったのですが、ホールAってす
ごい奥にあって、もう东京駅の方じゃんっていう…计算违いでした)、吃烟所に行った
ら二丁目で「ばばあ」と呼ばれるドラァグクイーンの追っかけをやってるお友达がいて
、话し込んだりなんかして、慌てて席に着いたのが本当に开演寸前でした。
约5000人の客席は、ほぼほぼいっぱい。パッと见、半分くらいゲイと思しき方、半分
くらいはファンと思しき方たちでした。
19时过ぎ、清水ミチコさんが登场。今夜のMCをつとめてくれます。我らがみっちゃん
は、ピアノ漫谈の时とは全然违う神妙な雰囲気で、セクシュアルマイノリティからのお
手纸を绍介しました。小学4年生。男の子に生まれたけど、どうしても「俺」って言え
なくて、みんなと一绪にお风吕に入れなくて、いじめられるようになった、という内容
でした。
トップバッターは清贵さん。デビュー以来15年も、自身のセクシュアリティを隠して
音楽をやっていた苦しさについて语りました(手纸とリンクしています)
清贵さんは、『WE ARE ONE』、そして『虹の向こうへ』の2曲を、仲间のコーラス队
とともに歌ってくれました。本当に全国津々浦々、たくさんのプライドイベントで、ど
んなに小さなステージでも(飞行机の上だろうと、二丁目のゴミ拾いイベントだろうと
)思いを込めて、全身全霊で歌って来られましたが、今日のステージは、演奏も(なん
と、ユーミンのコンサートのバンドの方たちです)、舞台も照明も、本当に素晴らしく
て、いつも以上に辉いて见えて、よかったねって思えました。最高のステージでした。
次に清水ミチコさんが読んだのは、トランスジェンダーの方のお手纸でした。自分は
男の体に生まれたけど、思春期になり、自分は女性だと感じはじめて…という内容です
。
そして、中村中さんが登场します。
名曲『友达の诗』は、今までTSSAとかTRPとか、いろんなところで聴いたのですが、
今日は本当に、切々と、迫るものがありました。オーラが凄かったです。続く『不良少
年』の歌は、とてもロックで、力强かったです。今日のいでたちは、黒いタイトめなド
レスといい、髪型といい、ちょっと月影先生を彷佛させるものがありましたが、ギター
を弾きながら髪を振り乱して歌う姿は、美しくてカッコよかったです。
MCでは、『友达の诗』を作った时は、トランスジェンダーである自分が恋爱なんてで
きるわけがないという気持ちがあった、けど、今はそうじゃないと思えます、と语って
おられました。また、LGBTQにもいろんな人がいます、と言って、LとかGとかを説明す
るのかな、と思ったら、明るい人もいれば、私のように根暗な人もいます、いい人もい
れば、悪い人もいます、それを认めるのが多様性ということじゃないですか、とおっし
ゃって、素晴らしいと思いました。
清水ミチコさんが次に読んだお手纸は、こういうものでした。「LAにいたとき、LGBT
のイベントがあると闻いて。あのエリアに足を踏み入れた时はちょっと怖かったけど、
音楽とともに华やかなパレードがやってきて、ものすごく感动しました。その次にLAに
行った时は、自分もパレードに参加してました。ドラァグクイーン最高!」
そしてドラァグクイーン・ユニット、八方不美人のみなさん(エスムラルダさん、ド
リアン・ロロブリジーダさん、ちあきホイみさん)が登场します。
『爱なんてジャンク』を歌ったあと、MCで、「このイベントのテーマは「爱をつない
で」だけど、私たち、爱っていうか恨みを歌ってて」とか、「同性爱者だろうと异性爱
者だろうと、人を爱する気持ちは同じだし、舍てられた憎しみも、同じです!」とか、
「次の曲はもっと物騒です」と言って笑わせ、ニューシングル『罚をくらえ爱で』を披
露してくれました。ゲイゲイしくて楽しい内容でありながら、歌もしっかり聴かせる、
堂々たるステージでした。
デビューしてからちょうど1年。八方不美人もついにこんな大ステージに…と感慨深
い気持ちになりました。
続いては、星屑スキャットのみなさん(ミッツ・マングローブさん、ギャランティー
ク和恵さん、メイリー・ムーさん)
意外にも『BE MY BABY』でスタート。ノリよく会场を盛り上げてました(たぶん他の
方がしっとりめの曲が多いからと、バランスをとったのかな?と思いました)。前の席
の方が、星屑スキャットのファンと见えて、光るうちわを持って応援してました(吃烟
所でもファンの方たちに会いました。ファン层の厚さを感じました)
MCのあと、星屑スキャットのみなさんは『新宿シャンソン』という曲を歌ってくれま
した。これが本当にいい曲で、しみじみ、ジーンとくる、歌謡曲というものの魂を感じ
させるような名曲でした。ステージも、キラキラ、星屑のように辉いていて美しく、素
敌な时间になりました。
それから、日本邦楽界の异端児であり筝曲界屈指の超絶技巧を夸る筝奏者・明日佳さ
んと、様々なアーティストへの楽曲提供&リミックスを手がけるトラック&ビートメー
カー・Wocasiさんのユニット「YY」が、太鼓や横笛などの和楽器奏者の方たち(全员女
性)とともに演奏を披露。和楽器とクラブミュージックの见事な融合、たいへん兴味深
かかったです。
东京レインボープライド(TRP)の名司会ですっかりおなじみの、阿部知代さんとブ
ルボンヌさんが登场。LGBTQのQの意味は?と客席に寻ね、クワトロ?それは欲张りさん
が注文するやつね、みたいなギャグで笑わせたあと、クエスチョニングとかAセクシュ
アルの意味を真面目に绍介。そして、このLIVE PRIDEを共同で开催してくださったTRP
の方(共同代表の杉山文野さん&山田なつみさん)とプライドハウス东京の方(代表の
松中権さん)が登场し、ご挨拶しました(来年のTRPの日程は4月25日・26日だそうです
)
いよいよ後半戦です。
清水ミチコさんが登场し、大きな拍手で迎えられました。
みっちゃんは「ここからは演芸の时间です」と言ってドカンと笑わせ、10代のえなり
かずきさんから100歳代の金さん银さんまで、桃井かおりさんとかデヴィ夫人とか、各
年代の方々の声マネをピアノでつなぎながら次々に披露するという新しいネタを披露し
てくれました(ずっと笑いっぱなしでした)
続いて「凭依」ネタ。井上阳水さん、中岛みゆきさん、矢野顕子さん、森山良子さん
…おまけで秋川雅史さん。もう本当に、笑い死ぬかと思うくらい、笑わせていただきま
した。
今日はさすがにユーミンはやらないのね、と思ってたら、「一回やってみたかったん
ですよ」とバックバンドの绍介を始めて、じゃあ1曲歌いますね、と言って、ユーミン
の『守ってあげたい』を歌いはじめ、そうしたら、袖からご本人が登场するという、豪
华すぎるものまね番组みたいなスゴい演出で松任谷由実さんが登场し、会场から大きな
歓声が上がりました。お二人はその场でハグして、そして、みっちゃんが去って、続き
をユーミンが歌います。
『守ってあげたい』のあと、『やさしさに包まれたなら』、そして『春よ、来い』とい
う国民的な大大ヒット曲、名曲中の名曲を次々に歌ってくれて…梦のよう。本当に幸せ
でした。
MCでは、「私はゲイの方たちをひそかに「ひろし」と呼んでるの。なぜなら、タチひ
ろしもネコひろしもいるから」とユーミンらしいギャグを(ドヤ顔で)かましつつ、「
M☆Nightが」とか、「パレードの「山车」で私の曲をかけてくれて」とか急におっしゃ
って、ちょっとビックリして、感激しました(M☆Nightとは、90年代から二丁目で开催
されてきた、Mのつくアーティストをフィーチャーしたクラブイベントで、松任谷由実
さんは一度、Advocates Tokyoでのユーミンナイトに来场されたことがあります)。そ
れから、「私なんかはゲイの方たちの孤独なんて1/500もわかってないかもしれない、
でも、自分にも、いろんなものが飞んで来るし、人には理解されない孤独があって。き
っとそれぞれに「ユニークな孤独」があると思う」という素敌なお话もあり、また、「
アフリカとかでは、ゲイが死刑になるような国もある。一方で、台湾では同性婚が认め
られましたね」といったお话もされました。
そして、トリを饰るMISIAさんが登场します。雨上がりに虹が、と歌う『SUPER
RAINBOW』からの、TOKYO RAINBOW WEEK 2014の応援ソング『HOPE&DREAMS』。それはも
う、圧倒的な歌唱力で、HOSSYさんをはじめ二丁目が夸るドラァグクイーンのみなさん
も登场し(MISIAさんは90年代に、ゲイナイトに出演して歌ってくださっただけでなく
、自身のツアーにドラァグクイーンを同行させて全国を回ったという、伝説のアライで
す)
MISIAさんはMCでも、「みんなで、社会を変えていきましょう!」と热く叫び(だい
たいみなさん「爱をつなぎ、」のほうに言及するなかで、このように「社会を変える」
を真っ直ぐに诉えたのは、MISIAさんだけで、胸が热くなりました)
その後、MISIAさんは清贵さん作曲の『あなたにスマイル:)』を歌うのですが、なん
と、TOKYO AIDS WEEKSの「Gay Men’s Chorus 」やぷれいす东京周りのみなさん(その
中にはHIV阳性であることを公にしている方も)、TRPの方や二丁目振兴会の会长さんら
が「U=U」のTシャツを着て登场し、バックコーラスをつとめたのです(プラス、ゲイの
ビッグバンドのみなさんがホーンセクションとして演奏に加わっていました)。この「
LIVE PRIDE」のフィナーレとなる场面で、このようにHIV阳性者支援のメッセージを届
けるという素敌なサプライズ…これには本当に感动しました。
あたたかい拍手が鸣り止まないなか、アンコールとなりました。
出演者のみなさんがステージに再び登场し、なんと、ユーミンの『DESTINY』を振り
付きでやってくれて、これはもう、二丁目ピープルとしては「アゲー!」と言わざるを
えない、マジ最高なステージでした。それから、ユーミンが1997年にリリースしたゲイ
応援ソング『告白』を全员で热唱。ユーミンもMISIAさんもみっちゃんも、ドラァグク
イーンのみなさんも「We want freedom!」って腕を振り上げながらステージ上をぐるぐ
る(デモのように)回る光景には、ちょっとうまく言叶にできないくらい、感动を覚え
ました。
そして、最後の最後、ユーミンとMISIAさんがステージに残り、ピアノの伴奏で(ピ
アノは武部聡志さんです)ユーミンが『Everything』を歌い始め、二人のデュエットに
なって。そしてもう1曲、『ANNIVERSARY』を歌ってくださいました…(あるゲイカップ
ルは、あまりといえばあまりの素敌な出来事に、手をつないで聴いていたそうです)。
このイベントでなければ実现してなかっただろう、梦のような、奇迹の时间。「歌の神
々が、仆らのためにここまでやってくれるのか…」と、心底、感动させられました。最
後にお二人は、涙ぐみながら、お互いを讃えあっていました。ゲイのために、精一杯、
最高のステージになるように顽张ってくれたんだな、ということが伝わってきました。
そうして感动のうちに「LIVE PRIDE」は幕を闭じました。
客席が明るくなったとき、前の方の席で、リーマンのゲイ(と思しき方)が涙をぬぐ
っているのが见えて、わかる、仆も今泣いてるよ、って胜手に共感して。ただならぬ余
韵のなかで、いろんな友人・知人に会って、「本当によかったね」「素晴らしかったね
」と言い合って。
挂け値なしに素晴らしい一夜でした。「生きててよかった…」と思えました。
LIVE PRIDEを振り返って
今年のNYのワールドプライドのオープニング・イベントが、シンディ・ローパーから
始まって、ウーピー・ゴールドバーグ、チャカ・カーン、CIARA、『POSE』のキャスト
等々が出演する、本当に梦のようなイベンで、帰り道、TRPの山县さんに、ちょっと兴
奋ぎみに「いつか东京でワールドプライドをやることになった时、こういうイベントが
できたらいいですね」と僭越ながら申し上げたりしたのですが、LIVE PRIDEの後半、「
今日のこのイベントがまさにそうじゃん!」と思いました。日本でも、LGBTQで、プラ
イドで、メジャーな、ストレートの方たちも海外の方たちも大势が楽しめるような大型
の音楽イベントが、ついに実现したのです。
LGBTQという大义名分のもと、このように日本を代表するトップアーティストの方た
ちが、ただ出演してくれるだけでなく、主体的に、意欲的に、どうしたらいいイベント
になるだろうと考えて、本気で临んでくれて、たくさんのサプライズと感动をプレゼン
トしてくれました。
素晴らしい、本当に素晴らしいです。
私が东京レズビアン&ゲイパレード2001で前日祭「GLORY」というイベントで(たく
さんのドラァグクイーンの方やLGBTミュージシャンの方にご协力いただきました。あり
がとうございました)、姉様キングスという吉本兴业所属の音曲漫才コンビにご登场い
ただいた际は、実行委员から寄付を募って(自腹で)お呼びしました。翌年のパレード
では、関根信一さんが戸川昌子さんを呼んでくれて、2010年には砂川秀树さんが中西圭
三さんを呼んでくれて…というように、少しずつ、一歩ずつ、メジャーなアーティスト
の方が登场してくださるようになったと思いますが、あの时から18年を経て、こんなに
大きなイベントが実现するようになった、できたらいいなと梦に思い描きながらも、ま
さかね、と半ばあきらめていたようなことが现実のものになったことには、笔舌に尽く
し难い感慨があります。
(同时に、亡くなった春日亮二さんをはじめ、その2001年の顷に、勇気をもってカミン
グアウトしながらパレードのステージに登场してくれていたゲイやレズビアンのインデ
ィーズ・ミュージシャンのみなさんにも、心からの感谢を申し上げたいと思います。间
违いなく、あの时のぼくらの思いが、今日のイベントへとつながっていると思います)
ユーミンも、MISIAさんも、清水ミチコさんも(そういえば、2000年前後、みっちゃ
んが二丁目に来る!と予告されたイベントもありました。ご本人のスケジュールの都合
で结局、会场には来れなかったのですが、电话の中継で声は闻けたと记忆しています)
、昔からぼくらの大事な友人で、ずっと寄り添って応援してくれてました。アメリカで
言う、マドンナやガガやブリトニーみたいな「ゲイ・アイコン」です。しかし、どんな
にフレンドリーでも、彼女たちが公にLGBTのイベントで歌うためには、事务所やなんか
の制约があって、さすがに无偿で出演して歌うというわけにはいかないという事情もあ
り、このようなライブイベントは「梦」でしかなかったのですが、时代が进み、TRPと
プライドハウス东京がタッグを组んで、とうとう「梦」を「现実」のものにしてくれま
した。TRPの方たちもプライドハウス东京の方たちも、いくらパワーを持っているとは
いえ、やはり、このような一大イベントを成功させるためには、相当な苦労をされたと
思います。头が下がります。心からの拍手を赠りたいと思います。ありがとうございま
した。
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