作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] 新专辑「Life is going on and on」Liner Notes
时间Fri Dec 7 15:52:30 2018
https://misiasp.com/2018al01/
アルバム 「Life is going on and on」 Liner Notes
デビュー20周年を迎えた2018年のMISIAの活跃は目覚ましかった。4月には“20th
Anniversary THE SUPER TOUR OF MISIA Girls just wanna have fun”を、大阪城ホー
ルと横浜アリーナで开催。これまでのライヴの集大成でありながら、2016年に完结した
シリーズ・ライヴ“THE TOUR OF MISIA”や“星空のライヴ”から次の一歩を踏み出す
ものでもあった。
楽器の生演奏のみでのライヴ、生楽器とコンピュータ・トラックを并用するライヴ、DJ
とダンサー中心のライヴという、この20年间に展开してきたスタイルに加えて、一昨年
(2016年)に出会ったニューヨークで活跃するトランぺッター黒田卓也とのコラボから生
まれたニューサウンドが、新鲜な印象を残した。その後も7月にはジャズクラブ“ブル
ーノート东京”での公演や、フェスの最高峰“フジロック・フェスティバル”に参戦す
るなど、アグレッシヴな活动を続けた。
そしてアニバーサリー・イヤーの最後にリリースされるアルバム『Life is going on
and on』には、そうしたMISIAの最新の音楽活动の成果が大きく反映されている。音楽
ファンから絶大な评価を受けつつも、そこに甘んじることなく、常にチャレンジングな
姿势を取ってきたMISIAならでは、の新作となっているのは、嬉しい限りだ。
12曲入りのアルバムは、大きく3つのセクションに分かれている。①~④では、新しい
グルーヴを持ったポップにトライするMISIAが聴ける。⑤~⑩は、黒田とのコラボの成
果が収められている。ラストの⑪と⑫には、MISIAがずっと発信してきたメッセージが
含まれていて、アルバムを缔めくくる。MISIAはアルバムの曲顺にかなり悩んだようだ
が、この并びで12曲を聴いてみると、これまでのMISIAと、これからのMISIAがあちこち
に感じられて、まさに20周年にふさわしいアルバムだと実感できる。MISIA自身の音楽
的探究心や、リスナーへの爱情、新しい作家との出会い、スタッフへの信頼、アフリカ
への想いなどが“音楽”として表现されている点が特笔されるだろう。
オープニングは「アイノカタチ(feat.HIDE GReeeeN)」。今年(2018年)话题になったTV
ドラマ『义母と娘のブルース』の主题歌として発表され、シングルは大ヒットした。
MISIAはJ-POPの枠には収まらない音楽を作り続けてきたから、GReeeeNのHIDEとのコラ
ボに、正直、仆は惊いた。しかもアレンジは亀田诚治で、これもJ-POP界を代表する巨
匠だ。结果、MISIAにしかできないJ-POPが诞生した。
J-POPはカラオケで歌いやすいように、ある意味、リズムが単调なものが多い。だがグ
ルーヴがあるように感じさせるサウンド作りの技术によって、単调でも歌っている人に
快感を与えることが可能になる。「アイノカタチ(feat.HIDE GReeeeN)」は王道のJ-POP
で、MISIAは初めてその歌のリズムを体験することになった。この曲は歌い出しが素晴
らしい。♪あのね♪という呼び挂けの言叶には、相手に対する信頼と爱情がこもってい
て、とても美しい日本语だ。それをMISIAが歌うと、さらに辉く言叶になる。単纯な歌
こそ难しいと言われているが、完璧なリズム感を持ったMISIAだからこそ、単调なのに
グルーヴィーな歌唱になったのだった。
「君のそばにいるよ」は、初めて起用したIchiroのサウンド・メイクが快感を呼ぶ。细
部にわたって磨きあげられたトラックは、メリハリが効いていて小気味がいい。そこに
切れ味抜群のMISIAの歌が乗ると、スピード感が増す。これこそがMISIAの“J-POPの枠
には収まらないポップ”だ。
ここでアルバムは変化を见せる。「Interlude」は90年代の香りをまとったサウンドで
、次の「Sparks!!」への桥渡しの役割を担っている。「Sparks!!」は、デビューして间
もなくタッグを组んだクリエイターSAKOSHINの作品。MISIAはSAKOSHINと共に、本格的
なHIP HOPを日本で开拓していった。2000年にリリースされたシングル「Escape」の冲
撃は、今も忘れられない。パワフルでアッパーなトラックは、日本の音楽ファンの度肝
を抜いた。「80年代後半のNew Jack Swingを、今、思いっきりやってみようと思った」
とMISIAが语っているように、「Sparks!!」は世界を席巻したダンス・ミュージック“
New Jack Swing”をアップデートすることに成功している。笑いが込み上げるほど派手
なトラックに、“20th Anniversary THE SUPER TOUR OF MISIA”のサブタイトルだった
“Girls just wanna have fun”というリリックのテーマが、ぴったりハマっている。
ここからは黒田卓也とのコラボによる“最新のMISIA”のシークエンスに入る。MISIAは
これまでクラブ・カルチャーを真正面から追求してきたが、その一方で、さらにディー
プなアフロビートにも强い兴味を抱いてきた。それがジャズ・ミュージシャンの黒田と
出会って、初めて“MISIAのアフロビート”として作品化されるようになったのだと仆
は思っている。
このコラボで最初に発表されたのが「来るぞスリリング(feat.Raul Midon)」と「运命
loop(feat.Marcus Miller)」の2曲で(ミニアルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』収録
)、本アルバムでは「来るぞスリリング(Album Version)」として収録されている。“
20th Anniversary THE SUPER TOUR OF MISIA”で演奏したテイクをMISIAが気に入って
、そのアレンジをニューヨークで録り直している。こうしたアプローチのブラスセクシ
ョンとパーカッションを采用しているのは、日本の音楽シーンではMISIAだけだ。新曲
を间髪入れずに进化させるMISIAの気迫が、アルバム・バージョンの要だ。
「LADY FUNKY」は「アイノカタチ」のカップリングとして発表された。MISIAは黒田と
の作业を、楽しみ始めている。そんな気持ちを反映するように、リリックには珍しく大
人の女性とヤングボーイが登场する。极め付けは、なじるように歌う♪Baka Baka
Bakan♪というフレーズだろう。MISIAが初めて见せる歌の表情だ。
「恋人失格」は NHK-FM “MISIA星空のラジオ”にゲストで出演した米仓利纪の作词作
曲で、米仓はボーカルでも参加している。“MISIA星空のラジオ”からは多くのコラボ
が生まれているが、それはMISIAの好奇心の旺盛さの表われでもある。また自分のアー
ティストとしてのスタンスに、自信があるからこそのことだろう。自ら歌う作家と
MISIAの相性の良さはアルバム『SINGER FOR SINGER』で证明済みだが、この曲でもシン
ガーソングライターとのコラボを楽しむMISIAがいる。
「変わりゆく この街で」は、このアルバムのハイライトのひとつだ。MISIAが20年前に
やって来た东京に想いを驰せてリリックを书き、黒田が自分の住むニューヨークを脳里
に浮かべてアレンジした。二人のコラボが一层深まって生まれた杰作だ。モダンなグル
ーヴにラテンの要素が加わり、人种のルツボであるニューヨークの匂いが、クールかつ
センチメンタルな印象を残す。最もオリジナリティの高い1曲となっている。
「LOVED」は「恋人失格」と同じく、米仓の提供曲。ピアノ1本でも成り立つ美バラー
ドを、黒田に托したMISIAのチャレンジが成功している。スネアドラムの惊异的なタメ
が、これまでのMISIAのバラードにないスケール感を醸し出している。ほんの一瞬、タ
イミングを遅らせることで、歌が限界まで膨らむ魔法を味わって欲しい。
「SERENDIPITY」は、このアルバムのもうひとつのテーマソングと言っていい。幸运に
出会える才能=SERENDIPITYは、MISIAの20年间を支えてきた重要なファクターだ。その
ことを改めて歌にしたMISIAの、すべての出来事に対する感谢の気持ちにあふれている
。それは多くのリスナーの心を励ますことだろう。
「AMAZING LIFE」は、「THE GLORY DAY」など数々の名曲を生みだした鹭巣诗郎がサウ
ンドを担当。なんとロンドン・レコーディングでMISIAは、「THE GLORY DAY」に参加し
たミュージシャンと20年ぶりの再会を果たした。そんな奇迹のエピソードが、この曲に
はいくつもある。ゴスペルの高扬感をポップに织り込む鹭巣の手腕が冴えて、また
MISIAのスタンダード・ナンバーが増えた。
アルバムの最後を饰る「SUPER RAINBOW」は、♪涙は终わりじゃないから♪と歌って、
そのままアルバムトップの「アイノカタチ」に繋がるメッセージ・ソングになっている
。MISIAは「歌手人生が生きてきた时间の半分を超えた今年、本当に歌と人生のつなが
りを强く感じるようになってきました。そんな思いを込めたアルバムです」とコメント
していて、アルバムタイトルの『Life is going on and on』を体现するラストソング
となった。
3年ぶりとなる浑身のフルアルバムを、じっくり味わって欲しいと思う。
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※ 编辑: CrystalDays (110.50.174.143), 12/07/2018 15:55:03