作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] MISIAが圣地・横浜アリーナでツアーファ
时间Mon Feb 27 02:18:59 2017
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MISIAが圣地・横浜アリーナでツアーファイナルに秘めた思い
THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP all roads lead to you
2017.2.4 横浜アリーナ
シングル「つつみ込むように…」でMISIAがデビューした翌年の1999年に、第1回目の“
THE TOUR OF MISIA”は行なわれた。
ツアーは通常、ニューアルバムを出した後に行なわれるものだが、当初“THE TOUR OF
MISIA”は特定のアルバムを掲げたツアーではなかった。それだけに、アルバムに缚ら
れず自由にセットリストを组むことができるので、MISIAのキラー・コンテンツである
「歌を聴かせるパート」あり、MISIAの得意な「ダンサブルなコーナー」あり、バンド
による生演奏あり、コンピュータと同期したデジタル・サウンドあり、彼女の歌と音楽
の魅力のすべてを堪能できるツアーとなっている。
今回の“THE TOUR OF MISIA”は5年ぶりで、数えて12回目。今回で“THE TOUR OF
MISIA”シリーズは最後になるという。そんな思い入れもあってか、横浜アリーナに诘
めかけたオーディエンスは开演前からざわついている。前回の“THE TOUR OF MISIA”
以降、「星空のライヴ」や「Candle Night」など、じっくり聴かせるスタイルのライヴ
が続いていただけに、エネルギッシュに歌い踊るMISIAに対する期待感が、会场に充満
している。そしてこの夜は、そんな期待を遥かに上回る一大エンターテイメントが用意
されていたのだった。
オープニング・アクトのRYO(Little Black Dress)が、ニューカマーとは思えない堂
々たる歌を聴かせた後、いよいよMISIAのライヴの幕が切って落とされる。
ステージの左右に潜んでいた巨大なゴールドのキングコブラのバルーンが、鎌首をもた
げて会场を见渡すように立ち上がる。7人のバンドメンバーとDJ、6人の女性ダンサーが
势ぞろいしたところで、MISIAがステージ中央から辉くコスチュームをまとって现われ
た。
前置きなしの、いきなりド派手なオープニングだ。强烈なリズムと、真っ直ぐなメッセ
ージを持つ「LOVE BEBOP」からライヴがスタートする。MISIAは最初から飞ばす、飞ば
す。踊りながら、アリーナの最深部まで、楽々とその歌声を届かせる。切れ味のよいボ
ーカルは、水を得た鱼のようだ。待望の“ダンス全开”のMISIAに、オーディエンスは
歓びを隠しきれない。その気持ちはMISIAも同じで、「もっと盛り上がれ~!!」と歌
の途中でオーディエンスをさらに煽った。
「LOVE BEBOP」のエンディングで、ステージ中央に阵取ったDJ Ta-Shiのスクラッチ・
プレイがピックアップされる。そのとき、サプライズが起こった。スクラッチを决める
DJ Ta-Shiの“首”がガクッと前に落ちたのだ。このショッキングな“イリュージョン
”に、オーディエンスは一瞬どよめいた後、大きな拍手を赠る。
エレガントな黒いドレスをまとった女性ダンサーがステージに现われ、MISIAと一绪に
思い切りスウィングするグルーヴの「Butterfly Butterfly」に合わせて踊る。彼女た
ちをアシスタントにして、今度はMISIAがスティックを使ったマジックを披露。立て続
けのサプライズに、観客はのっけから大喜びだ。
息つく间もなく、「ESCAPE 2016」。MISIAのヒップホップ・サイドを担うサウンド・プ
ロデューサー“SAKOSHIN”の浑身のトラックが、アリーナを揺さぶる。2000年にリリー
スされたシングル「ESCAPE」をアップデートしたトラックは、オリジナルの何十倍もパ
ワフルだ。「カモーン、アリーナ! 盛り上がっていくよ~!!」と叫ぶMISIAの気合
いもハンパない。しょっぱなから爆発したライヴは、とどまることを知らないように上
昇していく。
6曲目の「Change For Good」は、柔らかな16ビートが心地よい。MISIAは余裕を持って
歌いながら、ダンサーたちと縦に并んだり横に広がったりして、フォーメーションを组
みながら踊ってみせる。ヒップホップ、ラテン、スウィング、ハウスなど、序盘はさな
がらデジタルを駆使した“グルーヴの见本市”といった様相だ。
「みんな、“THE TOUR OF MISIA”、横浜アリーナにようこそ!」とMISIAが挨拶すると
、そのままDJ Ta-Shiのショーが始まった。MISIAが日本一と言ってはばからないスクラ
ッチ・プレイが见事だ。15000人を軽く越えるオーディエンスを、たった一人で相手に
できるDJは灭多にいない。2台のターンテーブルを神がかった技で操る様子を、真上か
ら狙うカメラがとらえ、その映像が舞台の左右にあるスクリーンに映し出されると大き
な歓声が上がる。
バンドのメンバーも楽器を弾く手を休めて、DJ Ta-Shiのカミワザに聴き入っている。
やがてミュージシャンたちがハンドクラップを始めると、オーディエンスもつられてク
ラップでDJ Ta-Shiの卓越したプレイに応えたのだった。
DJショーが终わると、いったん场内が暗くなる。するとステージセットの真ん中に置か
れた大きな顔のオブジェの目が光る。その目の形が、どこか懐かしい。このオブジェの
原画を手挂けたのは、90才を越えてもなお活跃している、影絵作家の藤城清治さんだ。
MISIAは藤城作品が大好きだという。サウンドも舞台セットも、MISIAというアーティス
トを中心に组み立てられていて、クオリティの高いのエンターテイメントとして构筑さ
れている。
やっとひと息ついたのは、アコースティック・ギターをバックに歌われた「明日はもっ
と好きになる」だった。それも束の间、続く「真夜中のHIDE&SEEK」では、优雅な16ビ
ートに悠々と乗ったMISIAが、バンドと火の出るようなアドリブ合戦を缲り広げたのだ
った。
暗転になり、オーディエンスが席に着くと、ピアノの前に座ったMISIAが话し始めた。
「こんばんは、みんな、最高! “THE TOUR OF MISIA”の“圣地”は、ここ、横浜ア
リーナだと思ってます。ここにはたくさんの思い出があります。仙台から始まった今回
のツアーも、やっと圣地までたどり着くことができました。嬉しくって、心が破裂しそ
うです。次はバラードを歌います」。
MISIAはデビューアルバムに収められていた「キスして抱きしめて」を、自らピアノを
弾きながら歌い出す。その素晴らしいこと。続いて弾き语った「流れ星」で、途中から
弦一彻率いる4人のストリングスが加わると、场内はしーんと聴き入る。怒涛の盛り上
がりの後、动から静への见事な场面転换だ。
映画『シン・ゴジラ』の音楽を担当した鹭巣诗郎が、MISIAに书きおろした杰作「オル
フェンズの涙」までを、ストリングスと一绪に歌って、ライヴは终盘へ突入。
オレンジ色のドレスに着替えたMISIAは、今度は心の解放を歌った「FREEDOM」で楽しま
せてくれる。「もっと楽しもうよ」とMISIA。彻底的に楽しむことで开く心の扉がある
ことを、MISIAはよく知っている。それが“LOVE BEBOP”の精神なのだ。ライヴ本编は
、明るく楽しい「Oh Lovely Day」で一度、幕を闭じた。
アンコールでは一転して、再びド派手な世界へ。ステージ中央に设置された台の上に、
真っ白なドレス姿のMISIAがいる。ステージの左端と右端の“手のひら”型の台の上に
はDrag Queenがいる。合计6人のDrag Queenと、6人のダンサーが入り乱れてのハウス・
ミュージックのオン・パレードだ。「INTO THE LIGHT」から始まって、「逢いたくてい
ま」や「忘れない日々」がハウス・バージョンにアレンジされてメドレーで続く。
実は“THE TOUR OF MISIA”には隠れたテーマがある。それは「クラブ・カルチャーを
日本に根付かせること」だ。MISIAがデビューした当时、日本ではヒップホップやハウ
スはまだアンダーグラウンドだった。同じくLGBTやDrag Queenなどの“多様性=ダイバ
ーシティ”もマイノリティだった。それを多くの人に绍介し、共に楽しく生きる世界に
していこうという愿いが、“THE TOUR OF MISIA”にこめられている。今やそれらは広
く世に知られるようになったが、最终回を迎えた“THE TOUR OF MISIA”でその総集编
を见ることができたのは、幸せだった。また、そのテーマをずっと贯いてきたMISIAの
アーティスト・スピリットに感动した。そのスピリットを象徴するように、ハウス・メ
ドレーのラストを饰ったのはなんと「Everything」だった。
MISIAが「あなたにスマイル:)」で东日本大震灾や熊本・大分にエールを赠った後、ハ
プニングが起こった。
「すべてはここから始まりました。やっぱり圣地でこれを歌わなくちゃ」とMISIAはセ
ットリストになかった「つつみ込むように…」を歌い始めたから、会场が热く揺れる。
デビュー曲だからこそ、MISIAの歌もバンドの演奏も、第1回目の“THE TOUR OF MISIA
”とはケタ违いにスケールが大きくなっていることが実感できる。
ここで気付いたのは、目の前のダンサーたちの踊りが、第1回目のそれを彷佛とさせる
ことだった。今回のツアーではダンサーを一新して若手が起用されているのだが、何と
彼女たちはMISIAのダンサーに憧れて踊り始め、MISIAのダンサーを先生として踊りを习
ってきたのだという。つまり、クラブ・カルチャーが世代を超えて、见事に受け継がれ
ていたのだ。そんな思いがこみあげたのか、MISIAの声が嬉しさで震えているようにも
聴こえたのだった。
「最高だね~! “THE TOUR OF MISIA”はこれでいったん终わります。私はまた、こ
こ、圣地の横浜アリーナから新しい何かを始めたいと思ってます。そう感じることがで
きたのは、皆さんのお阴です。新しい种を见つけて、育てて、花を咲かせます。そんな
歌を最後に歌わせてください」。
そうして歌った「花」は、この日、いちばん美しいエンディングで、“THE TOUR OF
MISIA”シリーズの最後を饰ったのだった。
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