作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] 森とキャンドルに囲まれた世界遗産を舞台
时间Mon Oct 10 07:30:05 2016
http://entertainmentstation.jp/40352/
森とキャンドルに囲まれた世界遗産を舞台に MISIAの歌声が遥かなる时空を超えた夜
【LIVE SHUTTLE】第31回JTB世界遗産剧场 春日大社第六十次式年造替奉祝
「Misia Candle Night」@奈良・春日大社2016.9.11
「世界遗産剧场・春日大社 第六十次式年造替奉祝─Misia Candle Night─」。この长
いタイトルの意味するものは、大きい。奈良を代表する神社、春日大社は、20年に一度
、本殿を建て替える。今年はその60回目。つまり1200年続く“式年造替”の节目が、今
年やって来た。そしてその节目を“奉祝”するイベントとして“Misia Candle Night”
が开催されることになったのだ。
鹿が群れる春日大社の入口付近にある飞火野に特设舞台が作られた。开场时间の16时半
に行ってみると、ライブ会场の外にも5000个以上のキャンドルが置かれ、点灯作业が始
まっていた。阳が落ちたら、飞火野に一体どんな光景が広がるのだろう。そんな想像を
しながら会场に入った。
入口でキャンドルを手渡される。会场後方のテントに寄って、自分のキャンドルに火を
着けてもらう。それを持って席に座る。周囲のオーディエンスたちも、それぞれのキャ
ンドルを持って席に着いている。
ドラムセットやキーボード、各种のアンプが置かれたステージは、筒抜けになっていて
、背後には飞火野の森がそのまま见えている。またステージ狭しと、キャンドルがたく
さん置かれている。ここでMISIAが歌うことになるのだ。椅子席がいっぱいになり、や
がて开演时间がやってきた。
バンドのメンバーが拍手しながらステージに入って来る。それを追って、MISIAも続い
て入って来た。オープニングは、卓球日本代表公式応援ソングに起用された新曲「
SUPER RAINBOW」。タイムリーな选曲に、オーディエンスは立ち上がって両手を上げ、
左右に振って応える。いきなり远虑なしの、アッパーな立ち上がりだ。
MISIAはシルバーグレーのワンピースを身にまとい、ローズピンクの大きなスカーフで
头を覆っている。スカーフは何か2本の角のような棒状のもので支えられていて、
MISIAの头上に美しい布のラインを形作っている。まるで古代エジプトの歌姫のようだ
。
続いては「真夜中のHIDE-AND-SEEK」。最初からトップスピードに乗るMISIAに合わせる
ように、ドラムのTOMOとベースのJINOが爆発的なグルーヴを供给する。16ビートを4ビ
ートのニュアンスで刻むJINOのベースと、16ビートの中に8ビートの重さを加えるTOMO
のドラムが、他では聴いたことのないリズムを缲り出す。终演後、キーボードの重実彻
が「この丸いグルーヴは、この2人にしか出せない」と语っていたが、まさにその通り
。ドライヴ感が抜群だ。さらにはギターの山口周平の小気味よいカッティングが、その
ドライヴ感に拍车をかける。
サビでMISIAが掌で片目を覆い、いつになくセクシーなポーズを取る。すると今度は铃
木明男が、火の出るようなサックス・ソロを吹き出した。この気合いの入ったプレイに
は、バンドリーダーの重実も大喜び。キーボードを弾く手を止めて笑顔で声援を赠る。
まだ2曲目なのに、バンドがこれだけヒートアップするのは、これまでのMISIAのライブ
ではあまり见たことがない。前日もここでライブを行なっているので、2日目のアドバ
ンテージなのかもしれない。しかし、それ以上に「MISIAに世界遗産はよく似合う」と
言いたくなるシーンだった。MISIAは昨年、高野山檀上伽蓝で世界遗産剧场を行なって
いる。それも素晴らしかったが、春日大社でのMISIAは、高野山とはまったく违うアテ
ィチュードで、歌を古来の神に捧げているように感じられた。そのエネルギーがバンド
のメンバーに伝わって、彼らの体温を上げているのだ。
「こんばんは、世界遗産剧场・春日大社 第六十次式年造替奉祝─Misia Candle Night
─へ、ようこそ!」と、MISIAは长いタイトルをすらすらと言った。さっきはあれほど
エキサイティングなパフォーマンスをしていたのに、この切り替えの速さはさすがだ。
「Misia Candle Nightは、2012年から始まりました。震灾への镇魂と复兴の愿い、あの
时感じた大切なものを忘れないようにとの思いからスタートしました。奈良では初めて
の开催になります。今年は熊本と大分で地震があり、そんなときにこのお话をいただい
て光栄です。みなさんの大切な人に思いを驰せて、楽しんでいってください。心を込め
て歌います」。大きな拍手が起こる。すかさずMISIAが「次の歌に行く前に、このカブ
リモノを取らせてください」と言ったから、会场から笑いが起こった。
スカーフを外して现われたのは、鹿の角をかたどったヘアバンド。「“MISIAせんとく
ん”でした」とMISIAが笑って言うと、会场からも笑いと拍手が上がったのだった。
3曲目「あなたにスマイル:)」を歌い终わると、MISIAが「ここで飞び切りの笑顔を届
けてくれる人を绍介します」とスペシャル・ゲストの清水ミチコを呼び込む。极彩色の
ドレスをまとった清水とハグして、MISIAはいったん退场。清水はピアノの前に座って
「それでは皆さん、着席! 素敌な休憩时间になりますように」とユーモラスに“清水
ミチコ・ショー”の开会を宣言する。一気に“ミチコ・ペース”に持っていく。
童謡「サッちゃん」を绫戸智恵など、いろいろなボーカリストのモノマネで歌う。特に
面白かったのは「私のフォークメドレー」で、阳水や清志郎、研ナオコなど、ネタが満
载。観客の中にはツボにハマってしまって、笑いが止まらなくなった人も続出したのだ
った。
そして、ふと気が付けば、阳が暮れて、キャンドルがちらちら揺らめいている。いちば
んオイシイ时间を持っていくなんて、ミチコさん、ズルい!(笑)
途中でMISIAが清水ミチコ・ショーに合流する。一绪に荒井由実の「雨の街を」を歌う
。ユーミンのデビュー・アルバム『ひこうき云』に収められている隠れた名曲だ。ユー
ミンのモノマネに彻する清水に対して、MISIAは“自分の声”で歌っていたのが兴味深
かった。これまで歌ったことのないタイプの曲を歌うMISIAは非常に魅力的で、これを
引き出したミチコさん、エラい!!! 「いろんな人の歌が聴けて、嬉しい! 清水さ
んの“一人フェス”でしたね」とMISIAは楽しそうに清水を送り出した。
「Misia Candle Nightは、カバー曲をやるんですが、今日はあと2曲歌います。“
Candle Night”で歌いたい歌词を选ばせてもらいました」と言ってカバー・コーナーへ
。槇原敬之の「仆が一番欲しかったもの」は、自分の拾った大切なものを、それを必要
としている人に上げて、素敌な笑顔に出会う歌。堂本刚の「街」は、堂本が生まれた奈
良に対する歌だった。MISIAの言うように、どちらも歌词が深く响く歌で、歌いながら
キャンドルを掲げるMISIAの仕草によく似合っていた。
「ありがとうございます。Candle Nightでは、いつも最後に愿いを込めてキャンドルを
吹き消すんですが、音楽を聴きながら自分の愿い事を考えておいてくださいね。その愿
いの中に、自分以外の谁かのことを一つ入れて欲しいなと思います。次は久保田利伸さ
んが作って下さった歌です」と「Let It Smile」へ。
その时、ステージの背後の森に照明が当てられた。それまで真っ暗闇だったところへ、
うっそうとした木々が现われる。こちらから见ると、一人一人がキャンドルを持った客
席、少し暗がりがあって、MISIAとバンドがいる明るいステージがあり、その向こう侧
に春日の森が浮き上がる。この絶景にオーディエンスから「うわぁ…」というため息に
似た歓声が上がった。以前、MISIAは生きている植物でステージを饰りつけしたライブ
をやったことがあったが、それを上回る规模の自然のセットに会场中が感激している。
世界遗産とMisia Candle Nightがぴたりと重なったシーンだった。
そんな下地があるから、时空を超えた爱を歌う「逢いたくていま」が、古都の空に朗々
と响き渡る。続く「オルフェンズの涙」も壮大なバラードで、MISIAの歌が会场を圧倒
する。终わった瞬间、照明が落とされ、背後の森が掻き消えたから、オーディエンスは
息を呑んだのだった。
「式年造替は20年に一度行われるんですが、20年といえば一世代。前後の世代が一绪に
造替を行なうことで、技术も伝承されていくと思います。谁かと谁かが繋がっていきま
すように」。
このライブでのMCはとてもスムーズで、MISIAの伝えたいことが确実にオーディエンス
に伝わっていく。これもまた、春日大社でのMISIAのライブの特徴だと思った。
ここからライブは大団円に向かう。「One Day,One Life」を歌い始めたMISIAは、キャ
ンドルが消えてしまったオーディエンスを目ざとく见つけて、歌を止めて「私のを上げ
る」と客席に差し出す。振り向くと、「もう一回、Aメロね」とバンドにお愿いする。
一気に和んだ会场は、そのまま一体となって终盘へ。
本编ラストの「果てなく続くストーリー」が、素晴らしかった。MISIAの歌に余裕が感
じられる。その上で、MISIAは自分の声の音域すべてを使って、この名曲を歌い上げる
。この夏、河口湖で観た“星空のライヴ Ⅸ”も素晴らしかったが、その时と春日大社
でのMISIAはどこか违う。仆は开演して间もなく、この差异を感じ始めたのだが、「果
てなく続くストーリー」を聴いてその差异の正体が分かった。
河口湖のMISIAは、ライブの中心にいる“アーティストMISIA”だった。だが今夜の
MISIAは、“メッセンジャーMISIA”なのだ。彼女は何か大きな存在から预かったメッセ
ージを、リスナーに届けるために歌っていると感じた。もちろんメッセンジャーはアー
ティストとしての大切な役割の一つなのだが、今、目の前で歌っているMISIAは、メッ
センジャーに彻していた。世界遗産という特别なシチュエーションが、そうさせている
のかもしれない。あるいはMISIAが自分のシンガーとしての直感に従っているだけなの
かもしれない。どちらにしても彼女の背後にある深い森の中から、「果てなく続くスト
ーリー」があふれ出るように聴こえてきた。
アンコールの「Candle Of life」もまた、世界遗産剧场にぴったりの歌だった。♪风に
揺れてる小さな温もりが 消えないように 见つめ続ける 爱の炎♪という歌词そのま
まの光景の中で、オーディエンスはそれぞれの心の中を覗き込む。最後にMISIAの合図
でそこにいる全员が愿いを込めてキャンドルを吹き消すと、MISIAが「この幸せが100年
後も続きますように」と最後のメッセージを赠ってライブは幕を闭じたのだった。
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