作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] 「今、気持ちはデビュー当时の感覚」
时间Sat Mar 2 01:44:04 2013
http://goethe.nikkei.co.jp/serialization/takigawa/130226/index.html
「今、気持ちはデビュー当时の感覚
年轮が自信となり、ありのままを歌う」
滝川 今日は年の近い女性同士、仕事からプライベートまでいろいろ伺いたいと思って
います。私は30代になって生活のバランスが取れてきて、そろそろプライベートも充実
させたいなと考えています。MISIAさんは、そういう気持ちの変化のようなものってあ
りますか?
MISIA(以下M) バランスっていうのは、あまり考えたことはないですね。それに、グ
ラグラして不安定な状态、そんなに嫌いじゃないんです。
滝川 それは仕事や恋爱でも?
M はい。よく「今の自分は、10年後の自分からどう见えるか」を考えます。例えば恋
爱で迷っている时も。それで、まったくグラグラしない10年间と、グラグラするぐらい
好きになれる人に出会えたり何かに梦中になれたりする10年间のどちらかだったら、未
来の私はきっと後者を选ぶと思う。実际に10年前の自分が失败したことや思い切ってや
ったことで、後悔していることってないんですよ。
滝川 怖いと思うことは?
M 以前は、失败すると自分の大切な何かを削られちゃうように感じることもありまし
たね。
滝川 でも変化が访れたと。
M そうなんです。全力で情热を倾けたものなら、たとえうまくいかなくたって、失う
ことも伤つけられることもあるわけない。怖がることなんてなかったって、30代になっ
て思うようになりました。特にこの1、2年は、精神的な安定感も感じられるようにな
ってきたかな。
滝川 きっかけはありましたか?
M アフリカを访れて违う価値観に触れたことが大きいです。例えばケニアでは女性に
「若く见える」って言うと怒られちゃうと知ってビックリしました。彼女たちは、年齢
とともに経験を重ねることに対して、夸りを持っている。
滝川 年轮みたいな考え方ですね、私も賛成。本当に国によって多様な考え方がありま
すから。
M 结婚も、ケニアのある地域だと一夫多妻でも、第二夫人以降は第一夫人が决めて连
れてくるそうです。旦那さんはそれを断ってはいけない(笑)。育児や家事を一绪にや
るには、気の合う女性のほうがいいって。仲良しなんですよ。
滝川 それが生活スタイルに合っているんですね。MISIAさんの结婚観は? グラグラ
がOKなら、一夫多妻も!?
M いえいえ、自分が一夫多妻を受け入れられるかどうかはまた别の话です(笑)。で
もそういう価値観って、结局は全部人间がつくっているものですよね。新しい価値観に
触れるとこれまでの常识が崩れて、自分自身に立ち返るきっかけになります。
滝川 自分が何を选ぶか。选択肢は多いほうがいいですよね。
M 特に音楽の歌词は新しい価値観に出合った时の化学反応で生まれるから、なるべく
固定観念から自由でいたいと思って。
滝川 なかでもアフリカに惹かれるのは音楽の影响ですか?
M 最初はそうです。私の好きなソウルミュージックやR&Bはアフリカにルーツがある
から。音楽から入って子供たちへの支援活动をしながら、今言ったようないろいろな価
値観や文化に触れるようになりました。
滝川 音楽も変わりましたか?
M 変わったというより、デビュー当时の感覚に戻ったのかもしれない。仕事だと「书
かなきゃいけない」というような状况もあります。それが一巡して、感じたままに书け
ばいいと思えるようになったんですよね。何しろ彼らは何でも歌にしちゃうんです。子
供が木から落ちたら、「木登りの时は気をつけよう」という歌がすぐにできて、1周间
後には隣村に広まってる。
滝川 回覧板みたい(笑)。生活の重要なツールであって、でも肩に力が入っていない
のね。
M だから私も、最近はライブをやりながら曲をつくったり、ツアーで访れた土地で出
合った自然に影响を受けて、公演ごとに毎回歌词を変えて歌ったりしているんです。そ
うやって、生物多様性をテーマにした「LIFE IN HARMONY」ができました。
滝川 私、MISIAさんの歌には、昔も今も、心に刺さるすごくリアルなメッセージが込
められているように感じます。
M 嘘をつけないんです、歌っている时に。共感してない歌は歌えないし、自分が思っ
てない歌はどう歌っていいかわからない。だから大半の词を自分で书いているし、书い
てもらう时も作词家の方とお话しさせていただくようにしていますね。
滝川 休日はどんな风に过ごしているんですか?
M たいていはインドアで音楽制作をしていますが、最近乗马を始めて时间があれば马
场にいます。クリステルさんもされると闻きました。絵になりそう!
滝川 私のは趣味といえるほどではありませんが(笑)。确か、本もお好きですよね?
M 前は1カ月に段ボールひと箱くらいは読んでいたけど、最近は少し减っていますね
。
滝川 すごい! どんな本を?
M 小説や実用书、雑志も読みますよ。あとドラマの主题歌をつくる时は、世界観を理
解するための资料も読みます。『はつ恋』だったら医疗関系、『大奥』だったら江戸时
代の本とか。
滝川 それも共感のために?
M そうですね。私は知识が意识を変えてくれると思うんですね。まずは知识を増やし
て头で理解していって、それが心で理解できるまで読みこむ感じです。
滝川 それだけ思いを込めてつくった曲ばかりだと、ベストアルバムの选曲はとても大
変だったでしょうね?
M 3枚组全45曲ですが、もう1枚増やしたいくらいでした(笑)。すべてリマスタリ
ングしたんですが、各CDごとにマスタリングエンジニアが违うんです。歌い続けている
以上、昔発表した曲でも自分のなかではずっと「今」の曲なんですよね。2008年発表の
「CATCH THE RAINBOW」の音をエレクトロなアレンジに変えてみたり、デビュー曲の「
つつみ込むように…」では、今のこの声で録音したかったので、再度歌い直してみたり
。
滝川 しかも、歌い続けてきた分、より强い歌になっている。
M はい、20代の时より今のほうが楽しいし、声も今のほうが好き。低い声も出るよう
になって。年齢を重ねて声质が変わることを怖がる歌い手も多いですけど、私はもとも
といろいろな音域、音楽が好きなんです。
滝川 実は私も、声が低くなってきたのが少し気になってきて。
M そうですか? とても特徴のある素敌な声ですよね。
滝川 本当? 自分だと特徴ってよくわからないけれど。
M だって、闻けばすぐわかるじゃないですか。柔らかくて、でも闻こえづらいわけじ
ゃなく、意志の强い感じが伝わってくる。すごく良い声だと思う。
滝川 わあ、プロの方に褒めていただいて恐れ多い……って私もプロですね(笑)。で
も本当に嬉しいです。声を褒められると実は一番嬉しいの。ありがとうございます。
M 私はむしろ変化を楽しんでいきたいんです。おばあちゃんになって高い声が出なく
なっても、かすれても、その声に合った歌を歌い続けたい。変わっても変わらないもの
って絶対あるから、一生悬命ただ歌っていこうって、本当にただそれだけ。だから今の
声も、ぜひ多くの人にライブで聴いてほしいんです。
滝川 歌で伝えられるって素晴らしいですよね。例えば生物多様性というような大きな
テーマも、机上の论理だけより歌があれば多くのことが伝わると思う。
M 生物多様性って、本来は「生きる」のと同じくらいシンプルなこと。自然の中に入
れば头よりも身体で理解できると思います。金沢と横浜で「MISIAの森」プロジェクト
を始めたのも、多くの人に実际に自然を体験してもらいたいからなんです。
滝川 私もこの数年で考え方が変わってきたのは、生物多様性をテーマにしたドキュメ
ンタリーで自然や地球に直接触れることができたからだと思います。そういう体験ので
きる场所が国内でも増えたら素晴らしいね。
M 今年は一年中ツアーなので、国内のいろいろな土地を访れる予定です。そこで吸収
したものを、さらに音楽につなげて伝えていけたらいいな。
滝川 楽しみです。私もまた、ライブ聴きに行きますね。
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