作者CrystalDays (Endless World...)
看板MISIA
标题[新闻] 星空のライヴ V at JCB HALL Report
时间Fri Oct 9 06:47:31 2009
http://www.excite.co.jp/music/report/0910_misia
今年7月にスタートしたツアー【星空のライヴV Just Ballade】。“星空のライヴ”
(以下、星空)は2001年に、1夜限りのスペシャルライヴとして行われたのが始まり。
そのすばらしさがネットなどで话题となり、シリーズ化したもの。それが今回で5回目
を数えるまでになった。
今回のサブタイトルは“Just Ballade”。日本のみならず、アジアをはじめとする各
国でバラード歌姫として评価の高いMISIAならではのツアーといえよう。そんなライヴ
に期待しないわけにはいかない。都内では年内最後になるライヴに、駆けつけた。 会
场となったJCB HALLはオペラシアターのような构造が印象的なホールで、歌声にじっく
り耳を倾けるのにぴったり。周末に少しドレスアップした绅士淑女たちの静かな期待が
涡巻く中、流丽なフルートと柔らかなアコースティックギターの音色でライヴは始まっ
た。始まりを告げた「少しずつ 大切に」での、少し优しくなった秋の阳射しのように
柔らかな歌声に惊かされた。盛夏の河口湖でのライヴで同曲を聴いたときは、爽やかな
夏の太阳と吹き抜ける风を连想した。落ち着きを取り戻した季节のように、歌声からも
季节の変化を感じることになろうとは…。
続いてはがらりと変わり、ドラマチックなピアノが印象的なナンバーに。ソウルフル
でジャジーなアレンジに乗せ、谁かを爱する女性の一途な胸の内を、体全体を使って情
感豊かに歌い、オーディエンスを圧倒。大歓声と拍手が沸き起こった。
3曲目が终わると、MISIAは深々と头を下げ、「ようこそいらっしゃいました」と挨拶
。「最高の夜にしましょう!」と语りかけた後、早速サプライズが(!)。「12月16日
に、9枚目のアルバム『Just Ballade』をリリースします。今、感じていることをギュ
ッと诘めたアルバムです」。そう言った後、早速アルバムからの新曲「仆の気持ち」を
披露。「さぁ、皆さんも体をスィングさせてみて」と、微笑みながら体を左右に揺らす
MISIA。明るいウォークテンポのナンバーに会场が一つに溶けてまとまったような気が
した。
こんな风に観客とバンド、そしてMISIAの距离感が近いのも “星空”の楽しさ。全
编生バンドによるグルーヴ感だからこその、奇迹的な瞬间を体感できる。派手な演出や
ダンスパフォーマンスはないが、一体感のある空间は、シンガー・MISIAの魅力をダイ
レクトに感じられる。
それを强く感じたのは、後半の「地平线の向こう侧へ」の时。静かに语るように始ま
った歌は、次第にヒートアップするバンドサウンドとシンクロするように热を帯び、ラ
ストで爆発。MISIAが魂の歌い手であるのだと改めて知り、思わず肌が粟立った。
その後も、ピアノのみをバックにした繊细な「そばにいて…」や、ゆったりと、切な
く、大人っぽく歌った「To Be In Love」など、楽曲群はオリジナルとはまた违った光
を放っていた。
ファンタジックでどこか梦见るようなステージに魅せられ、あっという间にラストへ
。バラードという制限の中で、人を惹き付け続けることは决して容易ではない。だから
こそ、MISIAというアーティストは挑んでいるのだろう。これからは、“星空”がかつ
て経験したことがない冬がやってくる。新しい季节の中で、彼女の歌声がどう変わり、
进化してゆくのか。
また、追加として発表された来年2月の【星空のライヴV Just Ballade ~MISIA with星
空のオーケストラ2010~】でオーケストラと竞演する大阪城ホール/横浜アリーナでは
どんな世界で魅せてくれるのか、ますます楽しみになった夜だった。
取材・文/橘川有子
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