作者YUCHIRO (YR)
看板LUNA_SEA
标题[月海] 「絶望的な倦怠期」を経て、より深まった
时间Tue Jun 4 11:57:15 2019
心得:
「いつかどこかの空の下で、また会おう」
一直坚信这句话的我们,在一片黑暗的倒数中等到了OND;终於在今年,迎来了30周年。
这次参战了两日、与SLA朋友们吃饭时讨论到大部分是I for you入坑的我们也是迎来自己的20周年,在这中间认识的SLA们也都还在,真的非常不容易。
SUGI说:「今は本当に家族なんですけどね」
这种家族的一体感以及对LUNA SEA音乐的喜爱,应该也是谁也没离开的原因之一。
LUNA SEA 30周年おめでとう!
能够成为SLAVE真的是最棒的事情了!
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2019年6月2日 11:00 LINE NEWS编集部
【取材・文 : 前田将博(LINE NEWS编集部)、写真 : 宫脇进、动画 : 二宫ユーキ】
2007年12月24日。
7年前に终幕した场所、东京ドーム。
そこに5人が再びそろい、LUNA SEAとしてステージに立っていた。
「GOD BLESS YOU One Night Dejavu 」と题された一夜限りの复活ライブ。
チケットは、発売からわずか5分で完売した。
.やっぱり、このバンドなんだな.
この公演を提案したのは、终幕前から长らく彼らを支えているスタッフだった。
しかし当初、メンバーは复活に慎重だった。
RYUICHI「正直、まだ(活动再开は)早いと思っていたし、みんなも同じ考えだったと思うんですよ」
J「自分自身、梦半ばでそういうこと(终幕)が起きたわけだしね」
终幕している间も、ファンクラブ「SLAVE」はずっと続いていた。
长らく待ってくれている人たちのためにも、一晩でいいから戻ってきてほしい。
そんな热意も、强く感じていた。
真矢「もちろん判断をくだすのは5人だけど、ずっとLUNA SEAに関わってくれてるスタッフさんによって、また集まらせてもらった。そのきっかけを作ってくれたんです。そこから新たなLUNA SEAの风が吹いたような感じがしますね」
INORAN「7年の间に、みんなそれぞれにファミリーができて、バンドやソロ活动をやっていた。それをやめるわけにはいかないから、调整も大変だったと思いますよ。そういう意味でも、スタッフには感谢ですね」
リハーサルで久しぶりに5人がそろい、音を出した。
この瞬间、「やっぱり、このバンドなんだな」と、强いひらめきを感じたという。
迎えた公演当日。
その内容は、7年のブランクをまったく感じさせないものだった。
当时を懐かしむのではなく、最新型のLUNA SEAを提示するようなストイックな演奏を聴かせた。
今後の予定は白纸だった。
しかしRYUICHIはこのライブの最後、ファンにこう告げた。
「いつかどこかの空の下で、また会おう」
リハーサルで感じた手応え。
ライブを経て、それはより确かなものとなっていた。
RYUICHI「本当に、すごいバンドだなって思いましたね。この音だったら、海外に行っても通用するんじゃないかって思うくらいで」
SUGIZO「音を出して、お互いを再认识したときに、その存在のありがたさが痛いほど分かった」
真矢「まったくエナジーが変わっていないのに、みんなほどよく大人になってる感じが心地よかったですね。それはメンバーやスタッフ、ファンの人含めて、みんなあったと思うんですよ」
それから再始动を决めるまで、时间はかからなかった。
J「バンドはもう、俺たち5人だけのものではないわけですよ。例えば、曲を聴いて勇気が出ましたとか、元気が出ましたとか。いろんな思いを乗せてくれるやつらがいる」
J「LUNA SEAがそういうやつらも乗った一つの船だとすれば、ここでずっと停留してるのって、船长としてどうなの、と」
.かけがえない、一生にひとつだけのバンド.
本格的な再始动への准备は、しっかりと时间をかけて行った。
3年後の2010年、ついにLUNA SEAは「REBOOT」(再起动)した。
この年には世界ツアーを実施。
2013年には、実に13年5カ月ぶりとなるオリジナルアルバム「A WILL」を発売。
完全复活を印象づけた。
终幕前は険悪だった5人の関系も、时间とともに修复。
メンバー间の绊は、かつてないほど深まっていった。
SUGIZO「终幕の时は非常に危ない状况でした。夫妇とか恋人同士でいうと、倦怠期みたいな」
SUGIZO「でも例えばそんな状况の夫妇に子どもが生まれて、以前よりも爱情が深まるというようなこともあるじゃないですか。今のLUNA SEAは、そんな感覚かもしれないですね。絶望的な倦怠期を経て、一度完全にバラバラになって、再び戻ってより强固なものになった」
INORAN「みんなそれぞれ年を重ねてきたので、変わらない部分もあるけど、强くなった部分もある。それは优しさであったりする。でも人间として、すごく自然なことだと思うんです」
彼らにとってLUNA SEAは「故郷」であり、「家族」のような存在でもある。
同时に、ここでしか出せない音があることも强く感じている。
SUGIZO「少なくとも仆个人としては、ロックバンドってフォーマットで、本気で魂をこがせる场所はここしかないんです。10代の顷に运命的な出会いをして、一绪に走り続けて、いいことも悪いことも経験して、こうやって帰ってきた」
RYUICHI「自分を育ててくれたバンドのグルーブ。それは何年も何十年も一绪にやってきたバンドじゃないと出せないんですよね」
RYUICHI「すべての楽器の个性という癖が、お互い锁のようにつながり合って、自分を育てていた。どんなにうまい人とインスタントにバンドを组んでも、そういう癖は共有し合えないんです」
INORAN「やってる年月が长いので、自分の细胞がそれでできている。子どもの顷の原风景というのは、やっぱ影响するじゃないですか。大人になって、そこに気づく人もいれば、そこから逃げる人もいる。でも自分の音楽人生をほとんど作っているところなので、やっぱり特别なんです」
SUGIZO「気が合おうが合わなかろうが、趣味嗜好が近かろうが远かろうが、かけがえのない、一生にひとつだけのバンドなんですよ」
SUGIZO「新しい境地に行くことはこれからもできるけど、どこまで远くに歩いても、LUNA SEAが故郷であり家族というのは、変えようのない事実なんです」
真矢「一个の体みたいなもんだよね。前は5人それぞれいたんだけど、今はLUNA SEAというひとつの体になってる。ボーカルが顔だとしたら、俺とJは足で、ツインギターは両手みたいな」
J「终幕してからの长い时间、いろんなことを感じて、ここにたどりついた。纯粋にこの5人が存在しているだけで鸣ってる音があるし、それを鸣らさなきゃいけない。それができるバンドに、やっとなれたんじゃないかな」
.音楽への梦や创作意欲は、强くなる一方.
おのおのの活动を経て、それぞれの音楽的なスキルも磨かれていた。
それにより、时间をかけてメンバー全员で练り上げていた曲作りの手法も、変化していった。
SUGIZO「长年やっているから、相手の出方は予想できますよね。だから近年は、おのおのがより精巧なデモを作ってきます。LUNA SEAとして、ある程度どうなるか、完成図が见えていることが多いので」
RYUICHI「最初のようにぶつかるのではなく、お互いを认め合ったキャッチボールができるようになった」
真矢「ひとりひとりののりしろが広がったって印象ですね。前は歩み寄らないと分かり合えなかったんですけど、今はそこのポジションにいても分かり合えるようなね」
以前と比べ、表现しやすい时代にもなった。
ジャンルを超えた「タブー」といったものも、なくなってきているという。
SUGIZO「例えばヒップホップ势は、昔はビジュアル系を否定していた。仆らが影响を受けた1970年代のイギリスのロックシーンは、パンクとプログレが一绪にやることはタブーだった。でも今は壁がなくなって、ありとあらゆることが可能だし、认められる。だから、音楽に対する梦とか、创作意欲っていうのは、强くなる一方ですよね」
そんな中で生まれた彼らの最新作「宇宙の诗 ~Higher and Higher~ / 悲壮美」。
新たに书き下ろされた「宇宙の诗 ~Higher and Higher~」は、もっともLUNA SEAらしい部分を集约した楽曲だという。
一方の「悲壮美」のモチーフは、メジャーデビュー直後の1992年に作られたもの。
当时すでにメロディの片りんはあったが、完成には至らなかった。
SUGIZO「当时の仆らでは表现できなかったんじゃないですかね。そういう曲って、他にもたくさんありますよ。その时はしっくりこなくてボツになっても、10年後とかに、ものすごく映えることは、少なくないですね」
.30年间、一绪にいられることは奇迹.
平成の最初に结成されたバンドは、次の时代を迎えた。
30年という年月を、彼らはどう捉えているのか。
RYUICHI「どんどん大きくなっていく过程を駆け抜けて、终幕もあっという间だったし、一瞬でここまでワープしてきたような感覚がある。でも、その间の情报量は、すごく多いんですよね。振り返ってみて初めて、歴史に长さを感じました」
J「他に30年间、何かをやり続けてきたことはないので、谁かにやらされていたのでは、到底たどり着けない场所なのかなと思います。その瞬间瞬间にがむしゃらだったので、今终わってもいいというか、そういったシーンの连続だった気がします。その结果、30年も続けられていた」
谁かが欠けることなく、30年もの间、同じメンバーで活动してきた。
それは何より尊い、一つの事実でもある。
INORAN「縁の话ではなく、トラブルでメンバーが変わらなかったのは、すごくラッキーなことだと思いますね」
RYUICHI「SUGIZOが今、X JAPANでお世话になってるけど、やっぱり仆らにとってもHIDEさんやTAIJIさんは大きな存在でしたからね。全员が健康で、今も変わらずプレーできることは、ものすごく幸せなことだと思います」
SUGIZO「RYUICHIはこの前、がんを患いました(2019年1月に肺腺がんで手术)。その件もあって、30年间、一绪にいられることが奇迹で、ちゃんと演奏できることがどれだけありがたいか。今はもう、感谢の気持ちしかありません」
ファンの存在も、5人の结びつきをより强いものにしている。
「仆らメンバーの间には、いつも好きでいてくれるファンがいる。それでLUNA SEAが30年あり続けられたというか」と、INORANは加える。
REBOOT以降も毎年のようにライブを行いながら、新作もリリースしている。
しかし终幕前ほど、过密なスケジュールではなくなった。
真矢「义务感で音を出すとか、そういうことは一切ないので、そのあたりは心地いいですね。ソロがあっての母体(LUNA SEA)というのもあり、うまくコントロールできているんじゃないですかね」
RYUICHI「LUNA SEA渍けになって、准备も即席で进んでいくと、また前と同じように息ができなくなったり、ルーティーンが生まれたりしかねない。だからメンバーもスタッフも、いろんなシミュレーションを考えながら组んでいます」
.5人が思い描くLUNA SEAの未来.
これまでも一歩一歩进んできたように、决められた未来はない。
ただ、これからもこのメンバーで、できる限りともに歩き続けたい。
その思いは、5人とも共通している。
INORAN「长期计画を立てられない5人なので。立てられてたら、もっと売れてますよ(笑)。だけど、そこがLUNA SEAっぽいんです。一歩一歩、地面を踏む足の感触を确かめながら进んでいく。それの积み重ねに未来があると思っているから」
SUGIZO「メンバーみんながもう无理だって思うまではステージに立ち続けたいし、LUNA SEAとして音を奏でたい。メンバーが生きている限り。演奏できる体をもっている限り」
SUGIZO「疲れて休むことはあっても、LUNA SEAに対して爱想が尽きてしまうとかは、もうないと思いますね」
INORAN「これから先も、嫌な妥协は一切したくない。いい妥协というか、人を许すことはしていきたいな。それがLUNA SEAで教わったことだし、ファンのみんなに教わったことなので。その愿いをもって、これからも进んでいきたいなと思います」
J「新しい世界を作り上げていくことを想像するだけでわくわくする。その感じは、絶対になくしちゃだめだと思う。俺たちの冒険はまだまだ続いていて、谁も见たことない世界をこれからも追い求めて、突き进んでいくんだろうなと感じていますね」
SUGIZO「昔は人と违うことをやりたかったし、人をびっくりさせたかった。そういう自己顕示欲の块だったんですけど、ここ10年ほどは、まったくそういう気持ちがないんですよ。ただただ、自分が求める音楽を生みたい。それだけですね」
真矢「50歳目前の男たちが、真剣に游んでいる。その感じは、ずっと変わらないでしょうね。でも、こうじゃなきゃLUNA SEAじゃない、というのには缚られたくないよね」
RYUICHI「LUNA SEAらしさをずっと続けていくと苦しくなる。それでも自分たちの残してきた遗産をしっかりと背负いながら、新しいものを生もうと、もがいていくのかなと思います」
2019年5月29日。
30周年を迎えた当日、彼らはZepp Tokyoのステージに立っていた。
ファンクラブ会员向けに行われた无料ライブ。
彼らなりのサプライズであり、感谢の思いも込められている。
ここ数年、恒例となっている日本武道馆公演を経て、6月には海外公演も控える。
记念すべき10枚目のオリジナルアルバムも制作中だ。
より强固な绊とともに、これからも彼らは歩み続ける。
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1F:推 butterfly: 感动! 07/09 00:46